日本の上場企業AIフュージョンキャピタルグループの暗号資産投資まとめ
東証スタンダード上場企業のAIフュージョンキャピタルグループが暗号資産に投資することを発表して、株価が2週間で2倍以上になりました。


最近、上場企業が暗号資産の投資を発表して、株価が急騰する事例が沢山出ています。
例えば、2024年12月にアメリカのKULRテクノロジー社がビットコインに投資することを発表して株価が10倍に爆上げしました。
今年2月はトランプ関税の影響で暗号資産は下落していますが、そんな中、AIフュージョン社の株価は上昇しました。
暗号資産に投資する企業は、インフレや通貨安リスクに備える先見性のある企業と市場が判断する風潮の現れかも知れなません。
AIフュージョンキャピタルグループ株式会社(AI Fusion Capital Group Corp.)は、AI関連企業への投資を軸に投資事業・投資銀行業務を展開ししている会社です。
下表は代表取締役社長、澤田大輔氏の経歴です。
経歴 | |
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20歳 | 建機リース・不動産業の会社を立ち上げる |
2008年 | リーマンショックを契機に金融業に転身 |
2018年 | 株式会社DSG1の代表取締役会長兼社長に就任 |
2023年 | フューチャーベンチャーキャピタル株式会社の取締役会長に就任 |
2024年 | フューチャーベンチャーキャピタル株式会社の単独株式移転によりAIフュージョンキャピタルグループ株式会社を設立し、東証スタンダードに上場 |
下図は、フューチャーベンチャーキャピタル社の業績です。

フューチャーベンチャーキャピタル社は投資事業を行う会社で金融市場の動向に左右されやすいため、売上は安定しておらず、リーマンショック前後では巨額の赤字を計上しています。
AIフュージョンキャピタルグループ社も投資事業を行う会社なので、今後は株式市場だけでなく暗号資産市場の影響も大きく受けると考えられます。
気軽に投資できる会社ではありませんが、今後のどの暗号資産をどんな戦略で投資するのかはチェックします。
ビットコイン購入を発表(2025.3.11)
暗号資産投資の第一弾として、5億円分のビットコインを購入することを発表しました。

ビットコインの価格はトランプ関税ショックの影響で下落が続き、最高値から-30%以上下落しています。
AIフュージョン社は、想定する価格レンジに入ってきたことを鑑みてビットコインの購入を決議したとしています。

この発表を受けて、AIフュージョン株価はストップ高まで急騰しました。
