テスラがビットコイン決済再開の条件を発表して価格が上昇。
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今日の主なニュース
テスラCEOのイーロンマスク氏が、テスラのビットコイン決済を再開する条件をツイートした。
マイニングに使われる電力の50%以上がクリーンエネルギーになれば再開
これは集計できるのか?
This is inaccurate. Tesla only sold ~10% of holdings to confirm BTC could be liquidated easily without moving market.
— Elon Musk (@elonmusk) June 13, 2021
When there’s confirmation of reasonable (~50%) clean energy usage by miners with positive future trend, Tesla will resume allowing Bitcoin transactions.
このツイートを受けてビットコインが大きく上昇
この流れが明日の朝まで続いてローソク足が確定すると、
日足チャートで、直近の2山の終値を超える。
マスク氏のツイートにはもう1つ重要なことが書かれていて、
テスラが保有しているビットコインの10%を売った目的は、市場を動かさずに清算できることを確認すること。
価格の変化
今日は上位コインが、
全てプラス
テスラがビットコイン決済を再開する条件のツイートをした14日午前2時以降に全体が上昇している。
上昇率が一番大きいのは
シータ(THETA)
で最大約15%まで上昇した。現在はプラス12.2%。
ビットコインは上位コインの中で3番目に上昇率が高く、プラス9%
上昇率が低かったのはソラナ(SOL)とステラルーメン(XLM)で2%台だけど、他のコインと値動きが大体同じで大きな問題は無い。
取引量
午前1時に、今日の最低874億ドルまで減少したあと増加に転じた。
BTC決済再開条件のツイート後に取引量が急増して、午前11時に今日の最高1146億ドルまで増えた。
その後は横ばいで19時も1143億ドル。
ジワ上げっている。
取引量の勢いは衰えていない。
昨日19時からの取引量増加が大きかったのは、
シータ(THETA)
ユニスワップ(UNI)
インターネットコンピューター(ICP)
午前4時までは取引量が減少したコインが多かったが、インターネットコンピューターはプラス30%くらいまで増加した。
シータとユニスワップは午前4時以降に取引量が増えて、プラス50%を超えた。
取引量が一番減少したのはMATICでマイナス17%
シータの取引量が増え始めたのは午前5時
その後プラス30%~40%を維持したあと、14時からさらに増加し始めている。
価格は取引量の増加に合わせて上昇
ポリゴン(MATIC)は、昨日の上昇率と取引量ともにトップだったコイン。
取引量は19時に本日最低のマイナス17.2%まで減少しているけど、昨日の増加トップを考えると減少量に問題は無い。
先日、4日連続トップの下落率で下がり続けていたインターネットコンピューターは12日11時の安値から20%反発している。
12日11時の安値付近では、価格が反発したあとも取引量が減り続けていた。
ここが安値として定着するのか今後の値動きもチェック
日本の上場コイン
日本の取引所に上場しているコイン(一部除く)で価格が一番上昇したのは、
ファクトム(FCT)
むむ、ファクトムが2日連続で日本トップ
ファクトムは直近安値から2日で最大28%上げている。
好材料は特に見当たらない。。
取引量が一番増加したのは
ビットコイン
でプラス39%(ファクトムとモナコインは取引量が少ないため見ない)
一番減少したのは
シンボル(XYM)
シンボルは、マイナス20%まで減少したが午後には0まで戻した。
価格は最大プラス6%、午後から下がり始めて19時はプラス1.7%
下落率と反発率
5月暴落からの反発率が一番弱いトップは変わらず、インターネットコンピューター
ランキングの付け方が微妙に思えてきたので見直すかも知れません。
反発率が強いトップも変わらず、シータフューエル(TFUEL)
5月暴落直前の高値はすでに超えている。
アクティブアドレス
大きな変化は無し。
再び100万件を割り、79万件
ハッシュレート
前日とほぼ同じ136EH/秒
ハッシュリボンは「降伏」継続
取引所の流入流出
6月13日の取引所へのビットコインの流入と流出の差はほぼプラマイゼロ
下図は月別の流入流出の差。
6月中旬現在までは流出の方が多い。
金価格とBTC価格の比率
今日はビットコインの価格が上がったのに対し、金は大きく下落し1ヶ月前の終値を割った。