ビットコインキャッシュがハードフォーク。なぜ緑のロゴがあるのか。

2018年5月16日午前1時頃(日本時間)、ビットコインキャッシュのハードフォークが行われました。

ビットコインキャッシュ

 

ハードフォークで連想する出来事は、ハードフォーク実施日に近づくにつれ価格が上がっていき、実施日前後で暴落するという流れです。本サイトでは「事実売り暴落」と呼んでいます。

2017年8月のビットコインキャッシュが生まれたハードフォークや、2016年7月のイーサリアムからイーサリアムクラシックが生まれたハードフォークでも一時的な暴落が発生したのが印象的でした。

ハードフォークが近づくと、

「◯◯の機能が追加されるぞ!」

「新しいコインが無料で手に入るぞ!」

のような噂が流れることで、そのコインに注目が集まります。注目が集まると必然的に買ってみようかなと思う人が増えて買いが集まり、価格が上がっていきます。

そして、ハードフォーク実施日前後に暴落が起きます。これは、急激に上がったものは急激に下がるという相場の法則や、事実売り暴落を警戒した売りが入るためです。

仮想通貨初心者は、価格絶好調の仮想通貨を買おうと思ったとき、その仮想通貨のハードフォークやイベントの実施日が控えてないか確かめて、実施日付近で買わないことをお勧めします。必ず暴落が起きるとは限りませんが、買うなら暴落が起きてからです。

しかし、ハードフォーク実施時にコインを保有していないとハードフォークによって生まれる新しいコインが貰えないのが残念なところではあります。

今回のハードフォーク前後の価格の動き

今回のビットコインキャッシュのハードフォーク実施日前後の価格の動きを見てみましょう。下図はビットコインとビットコインキャッシュのハードフォーク実施前後の1時間足チャートです。

 

上図チャートを見ると分かるように、ハードフォークが実施された5月16日深夜1時以降から下落が発生し、次の日の昼までにマイナス13.9%の暴落が発生しました。

これを見ると、今回も事実売り暴落が発生したのかと感じますが、ビットコインのチャートも同じように下落しています。そして、下げ止まったあとは徐々に価格を戻しつつあるので、ハードフォークによる価格への影響は限定的だったと考えられます。

下図のように、ビットコインとビットコインキャッシュのグラフを日足で比較しても価格の上昇率、下降率にそれほど大きな違いはありませんでした。しいていえば、5月はビットコインキャッシュのほうが多少元気に上昇したくらいです。

 

なぜ、ハードフォークの影響が限定的だったのか。それは、

今回のハードフォークは、新しいコインが生まれるハードフォークではなく、機能のアップグレードのためのハードフォークだからと考えられます。

新しいコインを無料で手に入れるための買い圧力が無いため、価格の動きはそれほど激しくならなかったということです。

追加された機能

ビットコインキャッシュは、2017年8月にビットコインのハードフォークから生まれたコインで、大きな違いはビットコインのブロックサイズが1MBなのに対し、ビットコインキャッシュが8MBの点です。

ちなみにブロックサイズとは、取引データ(AさんからBさんに◯BTC送信)を格納する入れ物1つあたりのデータサイズのことをいいます。

下図のように、ビットコインの仕様は、複数の取引データがブロックに格納され、ブロックチェーンの末尾に追加された段階で取引承認となります。ブロックの生成間隔は約10分です。取引データを詰めたブロック1個が10分間隔で出来上がり、ブロックチェーンの一番後ろにつなげられていくイメージです。

ビットコインを使う人が増えて取引データがたくさん発生すると、後回しにされる取引データが出てきて、ブロックチェーンの末尾に追加されるまでにやたら待たされるという事象が発生します。

 

ビットコインキャッシュのブロックサイズは8MB。ビットコインより取引データをたくさん詰めることができます。

 

そして、今回のハードフォークによって以下の機能が追加されました。
⇒参考「Bitcoin.com

・ブロックサイズを32MBに拡張
・オペレーションコードの追加

 

何とブロックサイズが8MBの4倍の32MBになりました。ビットコインキャッシュで送金詰まりを見たことがないので、このアップデートによってどのくらい送金詰まりが起きにくくなるのか分かりませんが、ビットコインキャッシュの送金が主流になったとしても、遅延の心配なく送金できそうな気がしてなりません。

また、オペレーションコードの追加によって、イーサリアムで使われるスマートコントラクトの実装が可能になるようです。

このように、今回のアップデートはすごいアップデートであると同時に、ビットコインの開発チームはしっかりと仕事をしてくれていることが分かって安心しました。

ビットコインキャッシュで気になる点

ビットコインキャッシュについて最近気になっていることがあります。

下図はビットコインキャッシュのロゴです。長方形の色紙を丸く切り抜いて、切れ端の部分を添えているようなデザインです。他の通貨には無い独創的なデザインで良いと思います。公式サイトでもこのデザインが使われています。

ビットコインキャッシュ
⇒引用元「bitcoincash.org

 

ビットコインキャッシュのロゴはオレンジだと思っている人が多いですが、

変わったロゴを見かけることがあります。

緑色。。(・□・;)

野球チームのユニフォームも色違いのものが用意されているので、、そういうことだろうか。


⇒引用元「REDBUBBLE

 

切れ端が斜めになった!(・□・;)

イタリック、イタリックなのか?


⇒引用元「/R/BTC

 

切れ端がさらに切られた!(・□・;)


⇒引用元「Bitcoin.com

 

切れ端が無くなっちゃったよ!


⇒引用元「FOREX NEWSNOW

 

っていうか、Bの傾きは右、左どっちが正しいんだろう。

。。

あ。。

Bが真っ直ぐになった。茶柱か? おまけにCも付いたよ。

 

神王TVのナナフシさんも、焼き肉パーティーでビットコインキャッシュのロゴを見て不思議がっていました。


⇒引用元「神王TV

 

なぜ、こんなに色んな種類があるのかについては、私の憶測では公式サイトで説明されている以下のQAにヒントがある気がします。

(質問)どの開発チームがビットコインキャッシュの責任者なのですか?

(回答)今までのビットコインにおける状況とは違って、ビットコインキャッシュには一つだけの開発チームというものは存在しません。現在は、複数の開発者たちのチームが独立して存在しています。このような分散型の開発(そして分散型のソフトウェア実装)は、とても重要で不可欠な一歩です。

上記から、独立した複数の開発チームがいるのでロゴも定まっていないのではないかと思いました。何か知っている人は教えて下さい。

そういえば、ビットコインも何種類かありますね。