BitradeXユーザーから「出金できない」という悲鳴が聞こえてきます。
口座残高がゼロになっている人もいます。
一体何が起きているのでしょう。調べてみました。
BitradeXはAI運用サービス「AiBot」が資金を年利400%で増やしてくれるイギリスの暗号資産取引プラットフォームです。
年利400%って1年後に資金が5倍になるってことです。
100万円を入金したら1年後に500万円、2年後に2500万円、3年後に1億2500万円になります。
におうね

2022年12月、イギリスの金融規制当局(FCA)は「BIT-TRADEX」という金融サービスに無許可業者として警告をしたことがあります。
BitradeXとBIT-TRADEX、名前が似ている。

BitradeX公式サイトには、BitradeXは2020に設立され、2022年に取引プラットフォームを正式に開始したと書かれています。

しかし、私の個人的見解は、BitradeXは中華系組織が開発したプラットフォームではないかと思っています。あくまで私の嗅覚です。
理由をいくつか挙げておくと、公式サイトに表示されている公式ロゴのファイル名が「平台币.jpg」という中国語であることです。
「平台币」は「プラットフォームトークン」という意味の簡体字中国語です。
Bitgetロゴのパクリ感が半端ない。

その他、システム内部の処理名や開発者向けコードのいたるところに簡体字中国語が記述されています。
充值到账账户配置「入金先口座の設定」
提现/内部转账提交「出金/内部送金の申請」
新增链上提币地址「オンチェーン出金アドレスの追加」
开通 AI 账户「AI口座を開設」
AI 智投下单「AI運用を注文」
结束托管/赎回「運用終了/償還」
自动续投开关「自動再投資のオン/オフ」
以上から、少なくとも簡体字中国語を日常的に使用する開発者によって開発された可能性が高いと考えられます。
BitradeXの日本公式Xアカウントが設立されたのは2025年2月
2025年4月に日本市場への本格参入を宣言し、AI自動運用と年利400%を売りに日本向けサービス展開を加速させました。
実際に配当も行われ、入出金もできるため信用して入金する日本人が増えていきます。

そして、日本向けサービス開始の翌年2026年7月末、BitradeXから出金できないという被害が出始めます。
これについてBitradeXは公式に状況を報告しました。
出金停止の理由は、ハッキングで一部のホットフォレットから資産が流出し、被害の拡大を防ぐために出金を停止したとアナウンスしました。
また、プラットフォームに残っている準備金では一括返還できないため、段階的に顧客資産を解放していくとしています。
出金を停止した一方で、入金や新規登録は受け入れるという危険な状況です。

出金停止中のなか、BitradeXは東京で大規模なイベントを開催しました。

何か事件があったようで、警察が大量突入する騒ぎとなりました。

今後どうなる?
BitradeXの詐欺が確定したわけではありません。
ただし、BitradeXの現在までの行動は、ポンジスキーム詐欺の教科書どおりの展開となっています。
ポンジスキームは、ユーザーから集めたお金を運用せずにそのまま配当にまわす詐欺手法です。
例えば、100万円を入金すれば自動運用で月20万円が配当されるシステムがあり、ユーザーが100万円入金すると本当に月に20万円が配当され、出金もできます。
しかし、裏では自動売買など行われておらず、ユーザーが入金したお金から20万円が支払われているだけのシステムです。
ポンジスキームは、新規資金が配当金を上回っている間は維持できますが、新規資金が減少して配当金より少なくなると配当できなくなってシステムが崩壊します。
そのため、詐欺会社は新規資金が減ってきたタイミングで、ハッキング被害などの嘘をいって出金を停止し、資金を持ち逃げします。
今後もポンジスキーム詐欺と同じような流れになるならば、
「追加で入金すれば出金できる」
「新しいユーザーを紹介すれば出金を優先する」
「別の商品を購入すれば既存資産を解放する」
といった条件が提示されるようであれば、さらに警戒が必要です
【2026年8月12日】日本の暗号資産取引所BitTradeがBitradeXとは関係ないことを発表しました。

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