仮想通貨バンクの運用結果は全員5円で終了

仮想通貨バンクは泉忠司、マークカチア、イヴォの3人が投資家の資金を運用し、少なく見積もって月利30%で増やしてくれるサービス。

いや、増やしてくれるはずだったサービス。

運用期間は2018年1月10日から2020年1月10日までの2年間。

利用者は指定されたアドレスにビットコインを送金するだけで、あとは泉忠司チームが利用者のビットコインを運用してくれる。

運用資金は2年間は出金することはできないが、どのくらい資金が増えたのかを口座画面で日別に確認できた。

過去11日ぶん

仮想通貨バンク 口座画面

 

最初はビットコインの下落と一緒に運用資金も減っていったのでガチホと変わらない日々が続いた。

下表はビットコインと運用資金の下落率を比較したもの。

 

2019年中旬から、ビットコインの下落率よりも運用資金の下落率が大きくなっていき、

ズドーン、下げドーン!

満期日(2020年1月10日)はビットコインの下落率がマイナス43.1%なのに対し、運用資金の下落率は87.1%

ユーザーは運用開始時に10%の着手金を払っているから、結局、運用資金は数パーセントが残って終わりという結果となった。

満期日の前に仮想通貨バンク公式から以下のメールが届いた。

(前文省略)

(1)当初の予定通り満期日にマイページ記載の通りの運用結果にて満期とさせていただき、アルトコインからBTCに交換して送金。

(2)満期日を1年延長させて、現在進捗中のプロジェクトを含めて継続して仮装通貨BANKにお任せいただく。

仮想通貨BANKチームは、仮想通貨の世界情勢を加味し、現在のアルトコインの流動性ではビットコイン交換時にさらに価値を下げる可能性があるため「満期日を1年延長する」を推奨させていただきます。

<満期に伴う手続き>

下記URLよりマイページログインしていただき、「個別運用状況」の「詳細をみる」をクリックし詳細ページに遷移してください。「満期日」の下に自動更新の有無を設定するラジオボタンがありますので、今後の方針決定をご選択の上、決定をお願いいたします。

なお、方針決定の変更は満期日前日まで可能ですが、満期日を迎えた段階で変更はできなくなり、決定されます。

※選択されない方は自動的に「満期日を1年延長する」とさせていただきますので、必ず手続きをお願い致します。

(後文省略)

 

つまり、満期で解約して出金するか、出金せずに1年延長するかを選ぶということ。

手続き方法が詳しく書かれているので、目減りした運用資金の残りカスくらいは返してくれるだろう。

誰もがそう思った。

もちろん、Aさんは手順どおりに解約の手続きをした。

後日、運営から返金の流れを説明するメールが届いた。運用資金の送金前に少額のビットコインでのテスト送金を送るらしい。

万が一、アドレスを間違っていたら取り返しのつかないことになるからね。

【満期時返送までの流れ】
1)マイページより「満期時返送用BTCアドレス」をご登録ください。
https://cryptocurrenciesbank.co/mypage
上記URLの「顧客情報編集」より「満期時返送用BTCアドレス」をご登録ください。

注意1)このとき正しいBTCアドレスをご入力いただきませんとスムーズな返送が行えません。半角や全角などタイプミスをお気をつけください。

注意2)テスト送信は微量のBTCを送信いたします。必ず0.00001以下の受信が確認できるウオレットのアドレスをご登録ください。注意3)お客様の確認を容易にするためにも、他の取引にて利用されていないアドレスを登録される事を推奨いたします。

2)登録いただいたアドレスにテスト送信を行います。
テスト送信が完了するとお客様ご登録のe-mailアドレスにご連絡いたしますので、ご自身のウオレットに届いているかご確認ください。※テスト送信は順次行われますが、混み合っている時期など送信まで数日かかる場合があります。予めご了承ください。

3)テスト送信を受領できた旨を承認する
テスト送信が完了するとマイページの登録済アドレスを承認するボタンが現れます。登録済のアドレスとテスト送信が受信できたアドレスが同じであることをご確認の上、よろしければ「承認」を行ってください。

 

そして後日、Aさんのウォレットに0.00000546BTC(約5円)が無事着金した。

 

他にも沢山の0.00000546BTCを送金しているので、解約を申し込んだユーザーにはテスト送金を一通り送ったようだ。

仮想通貨バンク送金履歴

 

しかし、それから待てど暮らせど運用資金の残りカスが送られてこない。

Aさんは運用資金が着金しないことを1月20日にメールで問い合わせてみたところ、以下の返信があった。混み合っているため数日かかるらしい。

お世話になります。仮想通貨BANKサポートデスクです。

返送につきましては、順次行われておりますが、大変混み合っているため送信まで数日かかる場合があります。あらかじめご了承ください

具体的な日にちをお伝えできず恐縮でございます。引き続きよろしくお願いいたします。

 

しかし、その後も着金することはなく1ヶ月が経過..

このまま終わると、Aさんの運用資金160万円は5円になって終わりということになる。

いや、全員一律5円で終わりになる。

再度問い合わせても「混み合っている」という同じ文章が返ってくる。仮想通貨バンクの運営は笑いながらメールの返信ボタンを押してそうだな。

返金された人がいるのかツイッターで探してみたが、一人も見つかっていない。

 

聞いた話によると、満期で解約を選択したのに、いつの間にか延期にさせられた人もいるようだ。

そんな中、1つ奇跡が起きた。

延期を選択した人の運用資金が満期日の翌日に運用資金が急増したのだ。

しかし、2020年2月に入ってビットコインの上げ相場にも関わらず、資金がどんどん減っていってる。