ビットコインはエルサルバドル効果継続で取引量の増加率トップ
本日も暗号資産市場の変化をチェックします!
今日の主なニュース
最近はエルサルバドル
エルサルバドルのスピード感がたまらない。
エルサルバドルのブケレ大統領は、火山熱を利用したマイニング施設を作るよう電力会社に支持したそうです。
一方、中国では大手検索エンジンのバイドゥが中国政府の検閲によって大手仮想通貨取引所が検索結果に出てこなくなったニュースや、
中国の一部地区でマイニングを禁止する動きが出ています。
価格の変化
昨日19時から一番上昇したのは、
ポルカドット(DOT)
13.9%
ビットコイン(BTC)
も上昇率が高く、12%アップ
エルサルバドル効果で、ビットコインの上昇基調が続いている。
下落率が一番大きいのは昨日と同じインターネットコンピューター(ICP)
エアドロップの売り圧か。
取引量
全体の取引量は午前9時頃まで1600億ドル台で推移していたが、9時以降は減少が続いていて1450億ドルまで減った。
昨日よりも取引量が減少して終わったコインが多い。
上位コインの中で取引量の増加率が大きかったのは、
ビットコイン(BTC)
ラップドビットコイン(WBTC)
ラップドビットコインはイーサリアム上でビットコインを使えるようにしたトークンなので、実質ビットコインと同じ。
減少率が大きいのはソラナ(SOL)とシータ(THETA)
ビットコインの取引量は昨日19時から増加傾向が続き、昼に25%プラスまで上がったあと減少
価格はプラス8%前後をウロウロしていたが、9日18時30分に昨日23時と同様の鋭い上昇が発生して、10%を超えた。
今日のポルカドットはビットコインと同じくらい価格を上げたが、取引量の増え方は異なる。
他のコインより遅れて朝9時に取引量が急増して、価格を押し上げた流れになっている。
ソラナは取引量が一番減少したが、価格は最大マイナス4%程度
昨日の取引量の急増の反動で下げただけと考えられる。
日本上場コイン
日本の取引所に上場しているコインで上場が目立っていたのはビットコインの他に、
クアンタム(QTUM)
最大約14%アップまで上昇。
チャート表示ができないコインを除いて、すべてのコインがプラス
クアンタムは取引量の上げ下げが粗いが、昨日19時から最大50%アップまで増えた。
ポルカドットど同様に朝9時に取引量が増加し、価格はプラス10%を超えた。
高値からの下落率と反発率
赤い横棒は2021年4月1日~5月15日のあいだにつけた高値から、5月の暴落で何%下落したのかのグラフ。
それに対して、青色の横棒は、下落幅に対して最大何%反発したのかのグラフ
灰色は現在の反発率
時価総額上位100位以内で反発率が低い順に表示しています。
反発が弱いトップ3は、インターネットコンピューター、シバイヌ、クレイトン
インターネットコンピューターは安値をさらに割りそうな状況だ。
逆に反発が強いのは、シータフューエル(TFUEL)、ポリゴン(MATIC)、ヘリウム(HNT)、セルシウス(CEL)
この4つは、5月の高値をすでに超えている。
カルダノ(ADA)も反発が強い。
アクティブアドレス
4月13日につけた最低値の83万を再び割って81万
ハッシュレート
5月17日以来の131EH/秒まで減少。
6月9日の中国の一部地区でマイニング禁止令が出たのがどこまで影響するか
金とBTCの価格比率
ビットコインの価格が上昇したことで金との価格比率は減少し、5月の直近高値を割った。