日本の上場企業enish(エニッシュ)のビットコイン投資まとめ
enish(エニッシュ)は日本のゲーム開発会社です。
ブロックチェーンゲームも開発しています。
ブロックチェーンゲームの代表作は「De:Lithe Last Memories(ディライズ・ラスト・メモリーズ)」
2009年にSynphonie(シンフォニー)という社名で設立、2012年に現在のenish(エニッシュ)に変更し、2013年に株式上場しました。

そして、2025年4月1日に1億円分のビットコインを購入することを発表しました。

ビットコインの取得は財務戦略の一環として位置付けており、財務資産の分散化を図るとともに、ビットコインが持つ流動性や市場規模の安定性、さらに価格上昇による将来的な収益機会を期待しています。
手元資金の一部をビットコインに投資し保有することで、当社の事業基盤を強化し、技術的な向上を図ってまいります。
以下はエニッシュの業績データです。
売上はここ6年間、30億円~40億円で推移し、そこまで急激に減少はしていませんが、10年連続で赤字が続いています。





発表翌日に最安値更新(2025.4.2)
ビットコイン購入の発表翌日の株価は、取引開始直後に前日比+11.9%まで上がりましたが、すぐに下落に転じて最安値を更新するという結果になりました。

ビットコイン購入で株価上昇神話崩壊の予兆か?
エニッシュは、2024年12月に希望退職者を募集、今年2025年1月にMSワラント(新株予約権)を発行して資金調達をしています。
MSワラントによる発行済株式の希薄化割合は約5.4%、資金調達額は6億円~10億円と想定されます。
企業の資金繰りが厳しく事業を立て直すためにMSワラントで資金調達したにも関わらず、価格変動の大きいビットコインを購入したことに嫌気する投資家が増えた可能性があります。
