億万長者ICOを提供する謎の仮面投資家「M4」の正体は

2019年1月1日

 

本記事では、謎の投資家M4(エムフォー)についての調査結果を報告します。

また、本記事で使用している画像と動画のすべては、検証を目的として一般公開されているものを引用したものです。加筆、修正などは一切行っていません。

顔を隠している人を見ると「正体不明」⇒「怪しい、怖い」といった感情が芽生えます。

1997年に公開された「スクリーム」という映画には黒い服と白い仮面を被った殺人鬼が登場し、若者を次々と殺していきました。1作目は若かりし頃に観ましたが、殺人シーンがリアルすぎて怖かったです。子供に見せたらあかんレベル。

 

一方、「正体不明」⇒「自分の知らない特別なことを知っていそうだ」と考えて、優秀な人物をイメージする人もいます。

M4氏は黒い服と白い仮面を被った投資家です。以下の動画は、M4氏が主催する「M4 Challenge THE FINAL」というプロジェクトのセールス動画です。

M4氏を見て、こんな怪しい人物から商品を購入すべきではないと普通の人は思いますが、世間に出回っていない特別な情報を知っていそうな予感を抱いて投資する人もいます。

 

M4氏が被っている仮面をどこかで見たことがあると思いませんでしたか。

そうです。世界的な天才ハッカー集団「アノニマス」が被っている仮面と同じです。アノニマスも「謎」と「優秀」のイメージを兼ね備えた集団です。


⇒引用元:Wikipedia「アノニマス

 

ちなみに、仮面はアマゾンで買えます。


⇒引用元:Amazon「Vフォー・ヴェンデッタ 仮面マスク

 

M4氏は「M4緊急開催」という無料コミュニティを運営しています。下表は、2018年5月5日以降から5月末までにコミュニティで紹介したICO、または投資案件の一覧です。

紹介した案件
1AXEコイン
2CRYPTO PEACE PROJECT
3エクスチェンジアンバサダー(AIE)
4MESSIAHプロジェクト
5WithCoin
6南国スローライフビジネス
7オーキッド
8フリーダムライフクラブ
9Royalty+クリマップ
10PATRON

 

(・□・)。。

上記表の案件は、本サイトで取り上げたことのあるプロジェクトが大半で、このコミュニティならではの投資案件はありませんでした。

M4氏は特にWithCoinの販売に力を入れていて、Withcoinのことを「いままでにないほど注目されている"超優良"なICO」と言って、縁故枠の確保から購入サポート、最新情報まで細かく配信していました。

しかし、WithCoinがHitBTCに上場して超絶ICO割れしたあとの状況報告や謝罪は一切行わず、まるで何事もなかったかのように別の内容を配信しています。

 

M4氏の正体について、1101さんから手掛かりとなる有力な情報を教えてもらいました。1101さん、ありがとうございます。

右手にブレスレット、左手に時計、左手の中指と薬指に指輪をしています。装身具をこの組み合わせで身につけるネットビジネス業界の人物といえば、


⇒引用元:Youtube「M4 Challenge THE FINAL

 

住友隼氏(下図真ん中)ではないでしょうか。

ロビンマスクの正体が明かされたような気分です。

なお、これは噂にすぎないので、真実かどうかは各自で判断して下さい。


⇒引用元:Facebook「住友隼

 

住友隼氏は過去にGR8(GREAT8)という仮想通貨のICOを紹介しました。住友隼氏が運営する「【ICO独占情報】パッキャオ」という無料コミュニティではGR8の特徴について以下のように述べています。

GR8の主な特徴は
①フィリピンを主体に全世界で利用可能
②安定した決済サービスの導入
③手数料を大幅削減した海外送金
④手数料の一部を寄付

 

フィリピンとか、海外送金とか、寄付とか、どこかで聞いたような謳い文句ですが、このICOは送金手数料の一部をフィリピンに寄付するのが特徴です。寄付はパッキャオ氏からフィリピンへ送られます。パッキャオ氏はフィリピンで有名な元プロボクサーで、現在は政治家として活躍しています。

そして、GR8のICOを購入した人からの被害コメントが今日まで複数届いています。

(被害者の声)
住友隼が宣伝しているのフィリピンのGR8コインも詐欺です。

お金を振り込んだきりコインが一切貰えません。問い合わせをしていますが、返事はありません。

M4という仮面を被ってFXのツールを販売しているやつに紹介されたのですが、住友隼は同一人物というネット上での噂もあります。

徳島県にある合同会社JMIという会社にGR8の両替料金を振り込みました。

4月にはトークンがもらえることになっていたのですが、何もなく問い合わせても音沙汰なしです。

2018年4月にトークンが配布される予定でしたが、両替料金を払ったきりトークンは届かず、連絡もとれない状況が続いているそうです。しかし、当の本人はFacebookにパーティーを楽しむ写真をアップしています。

このままでは、フィリピンに寄付する仮想通貨のはずが、パッキャオ氏と住友隼氏に寄付をして終わりになりそうです。

以上、謎の仮面「M4」の調査結果です。もし新たな情報が入ったら追記します。

住友隼氏と連絡が取れている人や、GR8のトークンを受け取った人がいればコメントをもらえると助かります。