QUOINEXのレバレッジ取引の手数料が変更され、日本最安値の地位に躍り出た。

2018年8月21日、日本の仮想通貨取引所のQUOINEX(コインエクスチェンジ)が「レバレッジ取引に関する条件変更」を発表しました。

レバレッジ取引のトレーダーにとっては嬉しい変更内容です。

 

レバレッジ取引とは、指定した倍率で利益や損失を大きくする取引のことをいいます。

例えば、資金を8万円用意してレバレッジを25倍に設定した場合、200万円ぶんの売買ができます。このように、少ない資金で大きな取引ができるのがレバレッジ取引の魅力です。詳しい仕様は以下のページを読んで下さい。
⇒「レバレッジ取引とは

 

レバレッジ取引は取引所から資金を借りて売買をしているので、買いでエントリーした場合は売りで手仕舞い、売りでエントリーした場合は買いで手仕舞い、のように最終的に手仕舞いしなければなりません。

エントリーすることを「ポジションを取る」といい、手仕舞いすることを「ポジションを解消する」といいます。ポジションを取っている状態のことを「建玉(たてぎょく)」といいます。

レバレッジ取引にかかる手数料は2つあります。

1つ目は、ポジションを取るときの手数料です。つまり取引手数料です。

2つ目は、ポジションを取ったあと、解消せずにそのまま日付が変わったときに発生する手数料です(日次手数料)。手数料は毎日発生するので、エントリーしたあとに手仕舞いせずに何ヶ月もポジションを持ちっぱなしにしていると大きな手数料を取られていることに驚くことになります。

上記の手数料についてQUOINEXがルール変更を行いました。

どのように変更されたのか新旧表を確認してみましょう。

下表はQUOINEXが公開している取引ルール/手数料の新旧対照表です。新旧の違いを分かりやすくするために赤線で加筆しています。

QUOINEX 取引ルール/手数料
⇒引用元:QUOINEX「取引ルール/手数料

 

変更点は2つです。

1点目は、今まではポジションを取るたびに0.05%の取引手数料を取られていましたが、その手数料がかからなくなったことです。

「0.05%って大したことないじゃん。」と思った人もいると思いますが、例えば、レバレッジをかけて500万円の買いエントリーをしたときの手数料は500万円 × 0.05% =2500円。エントリーするたびに毎回2500円の手数料が取られるので、デイトレードで何度もポジションを取る人にとっては馬鹿にならない手数料です。

2点目は、日次手数料が0.5%から0.025%に変更になったことです。ポジションを持ったまま日付が変わった場合の手数料は今までどおり発生しますが、その手数料が半額になったということです。

つまり、今回のルール変更によって、1日にどれだけ売買しても手数料はかからず、日次手数料も安くなり、トレーダーにとっては嬉しいルール変更となります。

他の取引所と手数料を比べてみましょう。

取引所 手数料
bitFlyer 取引手数料:無料
日次手数料:0.04%
SFD:±0.25%~±2.0%
Zaif(AirFX) 取引手数料:無料
日次手数料:0.039%
スワップ手数料:最大±0.375%
QUOINEX 取引手数料:無料
日次手数料:0.025%
bitbank Trade 取引手数料:0.01%(決済は0%)
日次手数料:無料
キャピタルゲインフィー:0.2%
GMOコイン 取引手数料:無料
日次手数料:0.04%
DMM Bitcoin 取引手数料:無料
日次手数料:0.04%
BITPOINT 取引手数料:無料
日次手数料:0.035%

 

上記表から分かるように、今回の取引ルール変更によってQUOINEXのレバレッジ取引の手数料は、日本の仮想通貨取引所のなかの最安となりました。

2018年の第2四半期のCoinGeckoの統計によると、仮想通貨取引所の取引量のランキングはQUOINEXが21位、bitFlyerが24位で、QUOINEXがすでにbitFlyerよりも取引量が多くなっていました。

bitFlyerにはSFDのルールがあってトレードに集中できないという意見が多いようなので、今回のQUOINEXのルール変更によって、取引量の差がさらに広がる可能性もあります。
⇒「SFDとは

Q2 2018 Cryptocurrency Report by CoinGecko
⇒引用元:CoinGecko「Cryptocurrency Report by CoinGecko