トランプ大統領が暗号資産の大統領令に署名しました
1月21日の大統領就任式では暗号資産について何も発言せず、暗号資産の大統領令も発令しなかったため失望売りでビットコインの価格は下がりました。
その後数日、暗号資産の発令なく、手のひら返しを懸念する声もありました。
そして、日本時間の1月24日午前5時42分にトランプ大統領がアメリカの大統領令に署名しました。
キター🎉
以下の動画は署名シーンです。
アメリカを暗号資産における世界の中心地にする
カッコいい大統領令だぜ
今回の大統領令で暗号資産以外で印象的だったのは、中央銀行デジタル通貨を禁止し、ドルのステーブルコインを推進する命令です。
中央銀行デジタル通貨は、各国の中央銀行が発行するデジタル形式の法定通貨のことで、Central Bank Digital Currency、略してCBDC
ちなみに私は、CBDC、CDBCのどちらが正しいのか一瞬悩むときがあります。
Cのあと「Bが先」か「Dが先」かで混乱します。
正解は「Bが先」ですが、昔CD-ROMの音楽を聴いたり、データを保存したりしまくっていたので、CD、CD、CDよく言ってました。
そのせいで、とっさにCDBCと出てきます。舌と唇の形がそうなるんです🫦
うぉー!!
煩わしいから、デジタルフィアット、DFでええやん
それはさておき、現在すでに世界の98%以上の国がCDBCの検討をし、そのうち半数以上が開発または試験運用をしてます。
なので、CBDCはこれから時代の潮流になるであろう存在です。
それをアメリカが禁止とは、トランプ大統領は大きな賭けにでましたね。
禁止の主な理由は、CBDCは政府が全ての取引履歴を管理できるため、政府が国民のプライバシーを侵害する危険性があるためです。
また、CDBC開発の進捗は中国が世界を一歩リードしているので、中国を牽制する目的もあるのかも知れません。
現在のステーブルコインの時価総額は2167億ドル、そのうちコイン名に「USD」を含むステーブルコインの時価総額は2067億ドル
実に、ステーブルコインのうち、ドル連動型ステーブルコインの割合は95.4%に及びます。
このようにドルは、ステーブルコイン市場シェアの95%を占めているので、ドルの覇権維持のためのステーブルコインの推進はうまい戦略だと思います。
ステーブルコインと暗号資産の交換はスムーズに行えるので、ステーブルコインの普及が促進し、時価総額が増えるのはビットコインの価格にポジティブです。
