トランプコイン時価総額トップ20入り、メラニアコイン誕生. どちらが買い?
昨日1月19日の動画で、いま暗号資産に起きている異変の話と、トランプ大統領の公式ミームコインTRUMP(トランプコイン)が190倍に爆上げしたので今から買っても億を狙えるのか予想しました。
動画収録時のトランプコインの最高値は34ドル、価格は28ドルだったのが、その後も価格はどんどん上がって、1月19日20時に最高値76ドルをつけました。
時価総額は2.3兆円を記録し、暗号資産の時価総額ランキング12位まで上がって、トップ10入りまであとわずかのところまで来ました。
そして今日1月20日午前6時にトランプ大統領の妻、メラニア夫人がメラニア公式ミームコインMELANIAをリリースし爆上げしました。
興味深いのは、メラニアコインのリリース直後にトランプコインが-44%急落したことです。この原因は、トランプコインはすでに時価総額20位以内にいるため、上昇率の伸びしろはメラニアコインの方が期待できると判断した投資家がトランプコインをメラニアコインに両替した影響が大きいと考えられます。
しかし、メラニアコインのリリース直後に急落したのはトランプコインだけでなく、他のコインもこぞって急落し始め、ビットコインは4時間で最大-6.6%、XRPは-10%下落し、くしくもメラニアコインが暗号資産急落開始の合図のような様相になりました。
一方、メラニアコインの値動きは取引開始後も上昇が続き、取引開始の約3時間後に最高値をつけています。
メラニアコインの発行上限はトランプコインと同じ10億枚。初期流通枚数はトランプコインは2億枚、メラニアコインは1億5000万枚です。
現在のトランプコインの時価総額は96億ドル、メラニアコインの時価総額は13億ドル
トランプコインとメラニアコインのどちらが買いかを同じミームコインのペペコインを参考にして考察します。
ペペコインは、ペペというカエルのキャラクターをモチーフにしたミームコインで、2023年4月にリリースされました。
分散型取引所に上場した4月14日の価格から最大200万倍、中央集権取引所に上場しはじめた4月18日の価格から最大72倍を記録して話題になりました。
そのあとペペコインの後を追うペペ系コインがたくさん現れ、
ソラナのブロックチェーン上で発行されたペペソルは32倍、アービトラムで発行されたアービペペは15倍、BNBチェーン上に発行されたペペコインBSCは8倍、ペペイヌは5倍のように短期間で大きく上昇するペペ系コインが現れました。その中にペペコインの妻を名乗るミセスペペというコインもありました。
ミセスペペのコンセプトは「ペペがミームコインを素晴らしいものに変えるのをペペ夫人が助け、彼女が脚光を浴びる時期がきた」です。
沢山のペペ系コインが短期間で急騰しましたが、ほとんどのペペ系コインの上昇は一時的なもので終わり、暴落したまま戻らず、上記に挙げている5つのペペ系コインの価格も同様に低迷しています。
その一方で、本家のペペコインは2024年から再び爆上げし始めて最高値を更新し、前回最高値(2023年)の6倍の価格まで上昇しました。
ペペコインはブームの火付け役のオリジナルが強かったことを考慮すると、メラニアコインよりトランプコインを買った方がいいという結論になりますが、ミームコインは予想外のことが起きるのが面白いので、初期投資家の売りでトランプコインが暴落してメラニアコインの時価総額を下回る買いチャンス到来や、トランプ大統領の息子の公式ミームトークン、エリックコインやバロンコインが登場など期待しています。
ちなみに動画内の各暗号資産の活動拠点を表示したグラフで、ペペコインの活動拠点を「不明」と表示していますが、ペペコインの創始者はアメリカ人です。