ヨットトークンがユーザーの資金を人質にサービス終了、人質は解放されず

ヨットトークンに問題が発生しているので記録しておく。

ヨットトークンは月利6%の配当型ウォレット「ヨットウォレット」で使われるトークン

ヨットトークン

 

ヨットウォレットはシンガポールで開発され、2019年7月に日本で先行リリースされた。

配当型ウォレットは2018年後半から流行り出したので、ヨットウォレットは配当型ウォレットの後発組である。

ユーザーはウォレットにBTCまたはETHを入金しておくだけで入金金額の0.2%ぶんのヨットトークン(ET)がウォレットに毎日入金される。

配当を出金するときは、ヨットトークンをBTCまたETHに両替して外部に出金する。

資金のロックは無く、いつでも好きなタイミングで元本を出金可能だった。

ヨットトークンの配当原資はヨットの貸し出し

ヨットって

そう。船

ヨットトークン

 

ヨットトークンはウォレットに入金された資金でヨットのシェアリングエコノミー事業を行い、収益を分配する。

それってかなり無理がないか?

ヨットのシェア事業って月利6%を払えるほど需要があるとは思えない。まあいいか。

結果

Aさんは2019年8月に、100万円ぶんのBTCをヨットウォレットに入金して利用を開始した。

最初の2ヶ月間は2000円ぶん(日利0.2%)のヨットトークンが毎日ウォレットに入金されたので、Aさんは配当のヨットトークンをBTCに両替し、毎日外部に送金していた。

そして利用から約2ヶ月が経過したあと、「2019年12月20日をもってヨットウォレットのサービスを終了する」と運営から連絡がきた。

ヨットトークン
(引用元:ヨットトークン運営メール)

 

サービス終了といっても、いきなり出金停止でサヨウナラではなく、CoinExpressという取引所にサービスは引き継がれるという内容だった。

運営はウォレットに残っているユーザーの資金の半分を人質、半分を出金可能にし、人質を返してもらうにはCoinExpressでAntBotを1ヶ月以上起動する条件をユーザーに提示した。

AntBotはヨットトークンをロックして新ヨットトークン(ETT)を配当に受け取るステーキングサービス。

つまり、Aさんは運用資金100万円のうち、50万円を人質にとられたということ。

Aさんは、人質の50万円を返して貰うために、ウォレットから出金できたBTCをCoinExpressに送金し、AntBotの利用を開始した。

しかし、AntBotを利用して1ヶ月以上経過しても人質は返金されず。

運営に問い合わせると、対応中との返事は返ってくるものの、3ヶ月以上返金されない状況が続いている。

ヨットトークンを勧誘する側のアカウントは返金されたと言っているが、一般ユーザーで返金された人は見つかっていない。

ヨット―クン グループチャット

 

運営は一体何のために、資金を全部持ち逃げせずに半分人質、半分出金可能にしてサービスを継続しているのか。

2020年2月10日に公式テレグラムでヨット運営が返金についてコメントするらしい。

CoinExpressのヨットトークン(ET)は健在

CoinExpress ET/USDT 日足チャート