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野獣先輩コイン(114514)とは?復活200倍の可能性を検証

2026年の年明け、異様な盛り上がりを見せたコインがあります。

そうです。日本発のミームコイン「野獣先輩コイン(114514)」です。

2025年12月26日に取引が開始され、翌月の2026年1月、わずか1週間で1万倍を記録しました。

最安値からの最大倍率は1万2702倍

元旦に1万円を投じていれば、理論上は1億円という、まさに魔界相場と呼ぶにふさわしい爆上げでした。

野獣先輩コインの日足チャート

しかし、その後価格は最高値から-99%超の暴落。ミームコインでよくある、短期で爆発し、急速に沈んで無価値化に向かうという軌跡をなぞっているようにも見えます。

果たして一過性のネタに過ぎないのか、それとも次なるドージコインやペペコインになり得るのか。

この記事では、野獣先輩コインの構造、発行者の動向をもとに、復活して史上最高値を更新する可能性を検証します。

目次

野獣先輩とは

野獣先輩は、日本のインターネット文化を代表するミームキャラクターのひとつです。

ルーツは、2001年に発売されたアダルトビデオ「真夏の夜の淫夢(いんむ)」にあります。

当時、有名大学の野球選手がそのビデオに出演していることが週刊誌に報じられ、プロ野球全チームがドラフト指名を見送るという異例の事態に発展しました。この報道をきっかけに、作品は全国的に知られる存在になります。

その作品の第四章「~野獣と化した先輩」に出演していた男優の迫真の演技と独特なセリフ回しがネットで話題となり、やがて「野獣先輩」と呼ばれるようになりました。

その後、「114514(いいよこいよ)」といったセリフの語呂合わせや、野獣先輩の顔や声を素材にした二次創作が大量に制作され、SNSや動画サイトで拡散。日本のインターネット文化を代表するのミームキャラクターへと成長していきました。

野獣先輩の人気は日本国内に留まらず、中国の動画共有サイトでも、再生回数が100万回を超える関連動画が多数存在します。

2025年には、AIによって生成された楽曲「YAJU&U」がヒットし、AI楽曲ランキング上位に入っています。

野獣先輩コイン誕生と熱狂

野獣先輩コイン(114514コイン)は、日本のネットミーム「野獣先輩」をテーマにしたミームコインです。

2017年の仮想通貨バブル期も野獣先輩コインが登場して話題になりましたが、2026年に注目された野獣先輩コインは、それとは別のトークンです。

今回のコインが注目された最大の理由は、その上昇率にあります。

2025年12月25日:発行
2025年12月26日:取引開始
2025年12月30日:最安値
2026年1月2日:爆上げ開始
2026年1月6日:最高値(最安値から1万2702倍)

多くのミームコインが匿名・正体不明の運営によって発行される中、野獣先輩コインはKAEDE Gamesを運営する日本の開発者・高田かえで氏が発行したことが明かされています。

高田氏はこれまで多数のスマホゲームを開発してきた実績を持つ人物です。単にコインを発行するだけでなく、野獣先輩コインの価格チャートや予想ゲームが楽しめる専用アプリをリリースするなど、エコシステムの構築にも着手しています。

このように、野獣先輩コインは圧倒的な「ネタの強さ」と「実績のある開発者の存在」を背景に熱狂を生み出しました。

その結果、専用アプリは金融アプリランキングの上位に入り、価格は上昇、MEXCやBingXといった大手中央集権取引所に上場するまでになりました。

野獣先輩コインの崩壊

1万倍という天国のような爆上げのあとには、あまりに過酷な現実が待っていました。

最高値をつけた直後、野獣先輩コインはわずか1日で最大-96.9%という記録的な大暴落を演じたのです。

その要因の一つが、流動性プールの限界です。

流動性プールとは、ユーザーがコインを交換するための資産が格納されている場所のことです。

野獣先輩コインのプールには、同じ価値の野獣先輩コインとSOLが格納されており、誰かが野獣先輩コインを売却すると、プール内の野獣先輩コインは増え、SOLは減少する仕組みです。

最高値直後のプール内SOL残高は、およそ4000万円~7000万円くらいでした。

野獣先輩コインの流動性プール(2026年1月)

ミームコインとしては比較的厚い流動性ですが、この状況で数千万円規模の含み益を持つホルダー数名が一気に売り抜ければ、SOLは一瞬で枯渇方向に動きます。

その結果、野獣先輩コイン価格は指数関数的に崩壊し、あとに続く売りがさらなる暴落を呼ぶ地獄絵図になりました。

価格の下落に追い打ちをかけたのが海外取引所とのトラブルです。1月24日、シンガポールの大手取引所BingXが野獣先輩コインの上場廃止を突如発表しました。

発行者・高田氏の話によれば、もともとはBingX側から提携の打診があり、弁護士を交えて慎重に協議を重ねてきた経緯があったそうです。しかし、BingXは何の事前通知もなく一方的に上場廃止にし、提携の話も白紙に戻してしまったそうです。

この不透明な対応はコミュニティに大きな動揺を与え、プロジェクトの信頼性に影を落とす結果となりました。

現在のコイン価格は最高値から-99.2%

まさに「利確するまでが遠足」という格言を痛感させる、ミームコインの光と影が凝縮された崩壊劇となりました。

野獣先輩について動画で整理したい方は、以下の動画も参考になります。

野獣先輩コインは買いか?

最高値から99%以上の暴落を記録し、大手取引所の上場廃止という逆風にさらされている野獣先輩コイン

このまま無価値になって消えていくのか、それとも、不死鳥のごとく復活する可能性はあるのか。

野獣先輩コインの最高値は日本円で約9円

現在価格は0.042円なので、仮に9円に回復した場合、価格は200倍以上、時価総額は90億円(9円×10億枚)になります。

90億円は現在の時価総額ランキング330位台に位置します。

世の中に存在するミームコインの99%は、一度の急騰のあと運営が開発を放棄して無価値化していくことを考えると、この数字がいかに高く険しい壁であるかが分かります。

ミームコインが成功するための必須条件は、「物語が更新され続けること」であり、鍵を握るのは、やはり発行者である高田氏の動向です。

ポジティブな展望:今のところホルダー向けの情報発信をは続いています。高田氏は真面目な人柄の印象があり、このまま開発の手を止めず、このミームに実用性や新たな遊びを加え続け、世界市場で「日本発の不気味なミームコイン」としての地位を確立できれば、再び注目され、急騰もありえます。

ネガティブな展望:プロジェクトの停滞や、国内の規制による活動停止や逮捕。フェードアウトによって開発実態が見えなくなれば、コインはそのまま暴落トレンドを抜け出せず、無価値化する

投資判断はしばらく様子を見たあとにします。大きな動きがあったらまた報告します。

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