ペペコインが窃盗事件で急落。創設者がPEPE売ってランボルギーニ購入が暴露された
ペペコインは、ペペというカエルのキャラクターのミームコインです。
今年4月にすい星のごとく現れて、もの凄い爆上げをして話題になりました。
4月14日にコインを発行して分散型取引所に上場し、4月18日から中央集権取引所への上場を開始しました。
発行からわずか4日のスピード上場
4月末から上昇が加速し、5月5日にバイナンスへの上場を発表して吹き上げて最高値をつけました。
上記チャートは爆上げ途中で、最高到達点はまだ上です。
中央集権取引所の上場開始日の始値から最高値までの倍率は、何と
72倍
以下は、ペペコインの爆上げを話題にした動画です。
爆上げによってペペコインは時価総額ランキング30位台まで上がりました。
ドージコインやシバイヌで起きたミームコインドリームの再来です。
5月以降は下落していますが、まだまだ存在感があります。
そして8月25日に以下のニュースが出ました。
ニュースの元ネタは以下のツイートです。
何やらペペコインの創設者は、アメリカ人の風景写真家ザカリー・テスタ氏だそうです。
テスタ氏は、ドローン禁止区域でドローンを飛ばした犯罪歴があるそうです。
犯罪歴があるって騒がれているけど、犯罪歴っていうほどの犯罪じゃないね。
そしてテスタ氏は、ペペの作者に著作権使用料を一切払わずに、ペペコインを売って86万5000ドルの紫色のランボルギーニを買ったと暴露されています。
日本円で1億3000万円
いやいや
いやいや
紫色よりも、緑色のランボルギーニにしようぜ
暴露の影響か、8月24日、25日にペペコインの価格が急落し、約4ヶ月ぶりの安値をつけました。
さらに、8月26日にペペコイン公式が以下を発表しました。
簡潔に言うと、
8月24日にペペコイン運営のウォレットに保管されている1600万ドル分(23億円)のペペコインが盗まれて、取引所に送金されました。
原因はメンバー3人の内部犯行によるものだと運営は説明しています。
今回盗まれたのは26兆枚のうち16兆枚で、残りの10兆枚は無事だそうです。
この事件が本当に一部のメンバーによる犯行なのか、それともプロジェクト全体による計画的犯行なのかは明らかになっていませんが、詐欺プロジェクトでは終盤にハッキングで資産が盗まれたことにしてから終わり向かわせるパターンが多いです。
もし、ペペコインも終わりに向かうパターンを狙っているなら、今後も強い下降トレンドが続くことになるので、十分注意して投資を検討する必要があります。
ついでに、動画で話題にしたdimeアドレスのその後の状況を確認しておきます。
dimeコインは、ペペコインが分散型取引所に上場したあと速攻で5兆9073億枚を250ドルで買ったアドレスです。
ペペコインの爆上げモードに入った4月後半から5月6日までに約3兆3000億枚を売却して、保有枚数は2兆5000億枚になりました。
その後は売却ペースが落ち、7月21日からは枚数は変化していません。
仮に、売却価格を売却日の終値と仮定すると、ペペコインの売却で稼いだ金額は、
646万2398万ドル(手数料の考慮なし)
日本円で9億4632万円です。