時価総額10以内のコインの中で今年一番上昇すると思うコインとその理由

Pリズム

今回初めてブログを書かせて頂きますPリズムと申します!

普段はTwitterで、NFTやブロックチェーンゲーム関連プロジェクトの発信をしています!

仮想通貨歴は3年でまだまだ勉強中の身ですが、みなさんにとって有意義な記事を執筆していこうと思っていますので、よろしくお願いいたします^^

今回のお題は、時価総額10位以内のコインで今年一番上昇するコイン!!!

僕の知識をフル活用して、皆さんに情報をお届けいたします!!!

現在の価格を確認

では、記事執筆時点(2021年5月9日)でのTOP10を見てみましょう。

(CoinGeckoのチャートより)

この記事をご覧になっている皆さんなら、既に知ってるコインしかないですよね!

時価総額TOP10とは言えども、

1位のビットコインと2位のイーサリアムの順位以外は、割とコロコロ変わってたりします。

前まではリップルが3位でしたが、

そこにバイナンスコインが食い込んできたり…。

最近ではドージコインの勢いも凄まじいです(笑)

ちなみに、2021年初めから投資を行っていた場合の倍率は時価総額順に以下のようになります。

※テザーは除きます

倍率ランキング
1位 ビットコイン     :2倍(29,022 $ → 57,847$)
2位 イーサリアム     :5.3倍(738$ → 3924$)
3位 バイナンスコイン   :18倍(37$ → 672$)
4位 リップル       :7倍(0.22$ → 1.53$)
5位 ドージコイン     :104倍(0.0047$ → 0.4899$)
6位 エイダ        :9.5倍(0.18$ → 1.72$)
7位 ポルカドット     :4.2倍(9.36$ → 39.50$)
8位 ビットコインキャッシュ:3.9倍(343$ → 1367$)
9位 ライトコイン     :3倍(124$ → 361$)
10位 チェーンリンク    :4.4倍(11.25$ → 49.56$)

バイナンスコインやドージコインの倍率がえぐいことになってますね……

他のコインも全て2倍以上にはなっており、夢のある相場です^^

さて……ここから、2021年に一番伸びる銘柄を見定めるわけですが、

実は僕の答えは決まっています。

僕が予想する2021年最も価格上昇が期待できるコインは…

イーサリアム です!!!

「え? 時価総額2位なのに、ほんとにここから上がるの???」

「TOP10だったら、割と新しいコインのポルカドットがこれから伸びるんじゃない???」

こんな声が聞こえてきそうですね。

しかし、僕個人としては圧倒的にイーサリアムを推していきます。

以下に理由を記載していきます。

価値と価格が乖離する仮想通貨市場

今後の仮想通貨市場は暴落と暴騰が高頻度に起こる非常に不安定なものになると思います。

事実、年初からドージコインは凄まじい価格の暴騰と暴落を繰り返しています。

イーロンマスク氏の発言やロビンフッダーによる投資の影響ですね…

チャートもこんな感じで、非常にいびつな形をしています。

しかし、全体として「価格」が右肩上がりだからと言って、ドージコインの「価値」が上がっているわけではありません。

ここでいう「価値」と「価格」は違います。

「価値」は、社会にとっての必要性です。

その銘柄が今後の社会にどのように使われていくのか、等の将来性や技術開発の進行具合も関わってきます。

「価格」は単に、その銘柄を購入する時にかかる金額を指しています。

買いたい人と売りたい人の希望価格が合致した時の金額、でしかありません。

ドージコインの開発は遅い(というか、ほとんど行われていない)ですし、ドージコインの使い道もいまだによくわかりません。

前置きが長くなりましたが、何を言いたいのかというと、

これからの仮想通貨は、実需と技術の進歩による「価値」の上昇とともに成長していく

ということです。

以上のような思想の下で銘柄を選ぶと、イーサリアムが最も良い投資先になると思います。

信頼できるイーサリアムの「価値」

イーサリアムの価値は4つの点で創出されていると考えています。

それは、以下の4つです。

イーサリアムの価値
1.使用用途が明確な点
2.コミュニティが強い点
3.開発が継続的に進んでいる点
4.SECからの「お墨付き」をもらっている点

以下、一つずつ解説していきますね。

1.使用用途が明確な点

PayPalでビットコイン支払いが対応したり、

テスラ社の車がビットコインで購入できたりするなど、

一昔前に比べてビットコインにも具体的な使用用途が生まれてきました。

PayPalはイーサリアムでの支払いにも対応していますが、イーサリアムにはそれ以上に明確な使用用途が存在します。

イーサリアムは、イーサリアムネットワークを使用する際の手数料として支払わなければなりません。

はやりのDeFi(分散型金融)を利用する時や、NFT(非代替性トークン)を購入する際などにも、もちろん手数料としてイーサリアムが徴収されます。

使用用途が明確になっていることは、価値の維持、向上につながります。

少なくとも、理由のない暴落に巻き込まれる可能性は低いです。

普段の生活で買い物をするときは、日本円を使用しますよね?

日本円は物を購入できるという用途、すなわち価値を持っていることになります。

それと一緒で、

手数料という使用用途がある限りはイーサリアム自体に価値が生まれます。

「でも、それは他の通貨も同じでしょ???」

「ビットコインでもリップルでも、送金する時には手数料がとられるよ!!!」

はい、その通りです。

確かに、ネットワークの利用手数料が徴収される仕組みは、ほとんどの仮想通貨に当てはまります。

しかし、イーサリアムのネットワーク手数料の徴収は、他の仮想通貨と比べても、よりイーサリアムの実需を高める背景が存在するのです。

2.コミュニティが強い点

仮想通貨市場では、コミュニティがとても大きな力を持ちます。

コミュニティの結束が強ければ強いほど、投げ売りされる可能性が低くなります。

個人的には、PancakeSwapやIOSTのコミュニティとかはものすごく強いと感じますね。

同じように、イーサリアムのコミュニティも非常に結束が強いです。

イーサリアム関連のコミュニティに所属している人のことを、

イーサリアン

と呼ぶことがあります。

日本で人気の銘柄、リップルでいうリップラーのようなものです。

イーサリアンはイーサリアム自体の技術開発や、イーサリアム上で構築されるDapp(分散性を有したアプリケーションのこと)の開発を行っていたりします。

ちなみに、UniswapといったDeFiやOpensea,Rarible等のNFT取引所もDappの一種です。

そして、このDappを開発する際には手数料であるイーサリアムが必要になります。

つまり、

イーサリアムを用いたアプリケーション開発やサービス開発を行う人が増えれば増えるほど、イーサリアムの需要は上がっていきます。

下記の記事によると、現在最も開発者の多い仮想通貨コミュニティはイーサリアムであると記載されています。

(参考記事:Who Are the Fastest Growing Developer Communities in Crypto?

イーサリアムの開発者は直近3年で215%増加しており、これは

ビットコイン開発者の直近3年の増加率70%と比べても大きく増加していると分かります。

また時価総額の面で見ると、近年になってTOP10入りしている銘柄が多い中、イーサリアムは長い間TOP2の座を死守し続けてきています。

それほど支持者が多い通貨であるとも言えると思います。

3.開発が継続的に進んでいる点

イーサリアムは2013年11月に当時19歳だった少年ヴィタリック・ブテリンにより考案されました。

若き天才ヴィタリックの堅実かつ継続的な開発姿勢によって、イーサリアムは今日までの信頼を獲得してきたといっても過言ではありません。

CryptoMisoというサイト(https://www.cryptomiso.com/)では、各仮想通貨プロジェクトの過去一年間までの開発状況を見ることができます。

イーサリアムの開発状況は下図の通りです。

このグラフは横軸が時間となっており、記事執筆時点(2021年5月9日)から一年前までの開発状況を表しています。

注目すべき部分は、右上の701commitsという部分です。

これは簡単に言うと、

一年間の間に701回イーサリアムの改善が行われたことを示しています。

イーサリアムは現状、スケーラビリティ問題(ネットワークが混雑することで起こる手数料の高騰)解決のためのイーサリアム2.0の開発に動いています。

上記のような開発状況を見ると、誠実に開発を続けていることが分かりますね。

無事にイーサリアム2.0への移行が完了した時、将来的なイーサリアムが作る未来への投資のために、さらなる機関投資家や個人投資家の資金が流入することでしょう^^

※TIPS

余談になりますが、このサイトはcommit数に応じたランキング順に仮想通貨が表示されています。

イーサリアムのここ1年間のcommit数は701で、ランキングは25位です。

そこで、このような仮想通貨を見てみましょう。

ELFという通貨です。かなりマイナーなので、知らない人がほとんどではないでしょうか。

ELFの一年間のcommit数は799で、ランキングは17位。

イーサリアムよりもcommit数が高いので、開発がイーサリアムよりも進んでいると思ってしまうかもしれません。

しかし、この仮想通貨の開発状態は良好だとは言えません。

なぜならば、図から分かるように今年の初め頃から一度たりともcommitされていないからです。

このようなプロジェクトには決して投資すべきではないと考えます。

「価値」がない限り、一時的に値段が上がったとしてもすぐに売りたたかれます。

ここまで極端な例でなくとも、commit数に偏りのあるプロジェクトが多く存在します。

このような中で安定的に開発を進めているイーサリアムは、やはり「価値」の高いプロジェクトだと思います。

4.SECからの「お墨付き」をもらっている点

SECとは米国証券取引委員会の略で、アメリカにおける証券取引を監督する機関です。

今は、リップルに対して

「リップルは仮想通貨ではなく有価証券だ!」

といって訴訟問題を起こしています。

この訴訟が起こったのが昨年12月には、リップルの価格は大暴落しました。

たった1週間で0.6$から0.3$に! 50%の大暴落です…

SECの動きが仮想通貨市場に与えるインパクトが理解できますね。

イーサリアムはSECから

「有価証券には該当しない」

というお墨付きをもらっています。

(詳しく言うと、SEC委員長のジェイ・クレイトン氏が「イーサリアムは証券なのか?」という質問に対して、「証券ではない」と回答しました。)

有価証券に該当しないということは、簡単に言うと、

イーサリアムネットワークが十分に非中央集権型の運営がなされている

ということを示します。

SECが公式見解としてこのように述べているということは、今後大規模な規制があったとしても一気に相場が崩れる可能性は低いでしょう。

まとめ

以上のようにイーサリアムには本質的な「価値」があり、現段階において内部的、外部的環境ともに盤石です!

それに伴って価格も上がっていくと予想します。

2021年時点、全く使い道のない詐欺コインや掲げるビジョンだけ大きくて実態が伴わないコインが数多く登場しています。

現時点において使用用途、コミュニティ、開発状況、外部機関からの評価、が全てパーフェクトなのはイーサリアムだけでしょう。

まだまだイーサリアムは過小評価されています。

正直、ビットコインよりもイーサリアムが将来的に時価総額は上になると思ってます(笑)

価格予想については、それぞれの人の意見がありますが、僕は

1ETH = 200万円

まで上昇する可能性は高いと思います!!!

参考として、計算をもとに1ETH=250万円になると予想している方のページを掲載しておきますね。

ご興味があればご覧ください!

(参考サイト:戦略コンサルが読み解く仮想通貨入門

さらに今後の良いニュースも期待できます。例えば、

・スケーラビリティ問題の解決

・イーサリアムネットワークを利用したアプリ、サービス会社の躍進

・大企業によるイーサリアムの大量購入

等です。

とにもかくにも…

イーサリアム最強!!!

皆さんも、今のうちからイーサリアムを集めておきましょう^^

ご拝読ありがとうございました。

執筆者:Pリズム(Twitter:@Prism_metaverse)