経済産業省認定SIMIAチェーン(Qubit Chain)は詐欺なのか?
SIMIAチェーンは量子コンピューターを使ってブロックチェーンを高速化する日本のプロジェクトです。
通称、SIMコイン(SIMトークン)
2018年に経済産業省の未踏プロジェクトに採択され、国から巨額の支援金を受け取りました。
プロジェクト代表は三上功太氏
現役東大生
三上功太氏をネットで検索してみたところ、過去に「ぜんT」というアカウントで活動していたらしい。
真実なのかは明らかではないが、ぜんTにお金を騙し取られたという被害者の声がヒットする。
また、学生サークル「らしんばん」では、学生に学生ローンを組ませて手数料を資産運用にまわす出資法違反をし、騙された人は今でも借金を返済中といった悲痛の叫びの声がヒットした。
これは一体何なんだ。本当なのか?
今年2021年7月には情報商材販売者の小玉歩氏とタッグを組み、「300人の少ないフォロワーでも月収100万円稼ぐ方法」を公開した。
三上氏はNAMコインと関係があることが明らかになっている。
NAMコインは、「Nakano AI Medical(中野 人工知能 医療)」
の頭文字を取ってNAM
NAMコイン代表の中野哲平氏も経済産業省の未踏プロジェクトに応募し、採択された経歴がある。
NAMコインは、医療とAIとブロックチェーンを融合させるコインで、2018年にICOを実施し6.5億円を資金調達した。
しかし、プロジェクトメンバーに開発資金を横領され、さらに詐欺で騙し取られたことで6.5億円が200万円に溶け、何の成果物も出さないままプロジェクトが破綻した。
中野氏は現在、医師免許の取得を目指していて、クリニックを開業したら利益で返金すると約束している。
今年6月に経済産業省のキャリア職員2名が詐欺の容疑で逮捕されたが、
そのうちの1人がAIビットトレーダーという暗号資産自動トレードシステムに関わっていて、NAM代表の中野氏も開発にかかわっていた。
三上氏はNAMとの関係について、公式テレグラムで以下のように釈明した。
要約すると、NAMコインとは昔は関係があり、NAMコインがSIMコインに出資をし、名前け親になるほど親密な仲だったが、プロジェクトの妨げになるから一切の連絡を断った。
NAMコインは今年2021年8月にSIMIAチェーンを使って研究を行い、東芝のイノベーションプログラム2021年に採択されたけど辞退したことを発表している。
投資家は何を信じてSIMコインに投資するのだろうか。
NAMとSIMって名前が似てるよね。
プロジェクト関係者と代理人弁護士から連絡があり、コメント欄に記載されているコメントの中に事実とは異なるものが含まれているとの指摘がありました。コメントを読む方は、コメントの中に事実と異なる内容が含まれている可能性があることを十二分に把握し、話を鵜呑みにせずに、ご自身で事実関係を十分に調査した上で、自己責任のもと投資判断を行って下さい。