IOSTのここが凄い。私がIOSTを保有し続ける理由
初めてブログを書かせて頂きます、TOGと申します。
今回は今、話題のIOSTについて書いていきたいと思います。
2020年9月からコインチェックで日本での取り扱いがスタートしたIOST(アイオーエスティー)ですが、
日本の個人トレーダーの中でも徐々に人気が高まってきています。
価格においても、
2020年12月31日終値で、0.55円だった価格も、4月には最高値10円近くまで高騰し、
4か月の間に
約18倍
まで爆上げしました。
ユーチューブでもよく「爆上げ間近!」「発射に乗り遅れるな!」
などをテーマにした動画を良く見かけるようになりました。
ただ、どの動画もチャート分析がメインで、
IOSTがどんな仮想通貨なのか?
何が期待されているのか?
を解説している動画などは結構少ないように感じます。
今回はIOSTの中身をできるだけ簡単に分かりやすく解説していきたいと思いますので、宜しくお願いします。
2.IOSTとイーサリアムの比較
3.Defi市場への開発
4.価格の推移
5.まとめ
目次
1.そもそもIOSTってなんなの?
IOSTとは、シンガポールの非営利財団IOS Foundationのプロジェクトで、
正式名称は、Internet of service token
まだ比較的新しい仮想通貨ですが、
アメリカ、中国、シンガポール、ヨーロッパ、韓国、
日本にもオフィスを構えています。
IOSTにとって日本国内でのブロックチェーン開発や、コミュニティづくりを進めていくこと、そして投資面においても日本を重要な市場として捉えているようです。
日本語版の公式Twitterもありますので、気になった方はチェックしてみてください。
次に、IOSTとは何を目的として誕生した仮想通貨なのでしょうか?
それは、
ブロックチェーンを活用した分散型アプリケーションを構築するための プラットフォーム
となります。
簡単にスマホで例えますと、
スマホでモンストを遊ぶためにアンドロイドを開発する
このアンドロイドにあたるのがプラットフォームになります。
ちなみに、イーサリアムも同じ分散型プラットフォームとなります。
IOSTはブロックチェーンを使った、さまざまなサービスが世の中に浸透していくための基盤(=プラットフォーム)となることを目指しています。
またIOSTが公開している動画の中では、
IOSTの共同創業者で、CTO(最高技術責任者)のテレンス・ワン氏は、
“IOSTは第3世代のパブリックブロックチェーンである” と述べています。
第1世代がビットコイン
第2世代がイーサリアムです。
第1世代、第2世代で解決できていない問題を、第3世代が解決して 世の中に普及していくことを目指しているようです。
次にIOSTの主な特徴ですが、大きく2つあります。
1.独自のコンセンサスアルゴリズムにより、取引処理速度が速い
IOSTのネットワークにはPOB(Proof of Believability)という独自の合意形成アルゴリズムに基づいています。
POBは、IOSTトークンの数や、評判、貢献度などから、その評価が高い使用者が承認者とする独自のシステムです。
これにより、処理スピードを高速化できるようにしています。
2.開発しやすい設計になっている(JavaScript)
プログラミング言語の中でも簡単といわれているJavaScriptに対応しているので、IOSTを導入する、システム開発者も、 比較的簡単に導入できます。
非常にお堅い内容のIOSTですが、
得体のしれない仮想通貨を購入するよりは、安心して購入することができる内容の仮想通貨だと思います。
2.IOSTとイーサリアムの比較
同じプラットフォームの中で、最大手なのは皆さまご存じのイーサリアムです。
IOSTとイーサリアムの時価総額を比較すると、下記のようになります。
イーサリアム 42兆6260億円(2位)
IOST 1065億円(100位)
IOSTはイーサリアムの
400分の1
の時価総額なので、 IOSTの認知度はまだまだこれからと言えます。
ただ、認知度が高いイーサリアムだからこその問題もあります。 それは
スケーラビリティ問題
です。
スケーラビリティ問題とは、1つのブロックに取引データの数が容量の限界に達すると、 処理速度が低下し、送金遅延が発生することです。
2021年5月時点で、ビットコイン、イーサリアムの時価総額はうなぎ登りに増加していますが、その分取引量も増加しています。
そうなってくると、取引が混雑してしまい、
・なかなか取引が完了しない
・手数料を高くせざるを得ない
などの問題が発生するリスクは今後も高まっていくことが考えられます。
昔から仮想通貨でトレードをしていた人であれば、送金手数料が10円とか20円だった時代もあったので、実感があるのではないでしょうか?
次に、IOSTとイーサリアムの処理速度の能力の比較をしてみます。
イーサリアム 15件/秒
IOST 8,000件/秒
IOSTの処理速度はイーサリアムよりも
約530倍
の処理速度となっています。
IOST の方がかなり高速で使い勝手の良いシステムなのが分かると思います。
ちなみにクレジットカードのVISAは
56,000件/秒
とされていますので、
ブロックチェーンでの処理速度はまだまだこれからということが言えると思います。
クレジットカードは中央集権型で処理が簡単なので、一概に比較はできませんが・・・
上記のような問題を解決するためにイーサリアムは 「イーサリアム2.0」の開発が行われております。
最終的に現状の約1,800倍の処理速度を目指すと言われています。
フェーズ0からフェーズ6までの開発フェーズに分かれていて、
2020年11月にフェーズ0が始まっていますが、現時点ではまだ完全な移行は されていませんので、完全移行まではまだまだ時間が掛かりそうです。
以上から、どのようなことが言えるかと言いますと、
「取引量、取引処理速度の性能の両面から見て、現時点でのIOSTの市場優位性は高い。
ただ、イーサリアム2.0が本格稼働すると、IOSTの市場優位性が低下する可能性がある。」
と予想します。
ただ、イーサリアムとIOSTを比較するほど、
IOSTの市場規模は大きくありませんので、 そこまで心配する必要はないかもしれません。
3.Defi市場への開発
IOSTは今後Defi分野へ力を入れていく事を発表しています。
Defi(分散型金融)とは、ブロックチェーンを使った金融サービス全般のことです。
2020年春あたりから特に注目を集めているDefiですが、イーサリアムをプラットフォームとしたものが多いです。
有名なところだとコンパウンドや、ユニスワップなどがあります。
仮想通貨の運用や、両替を行うことができます。
ただ、イーサリアムは先ほど述べた通り、処理速度の問題から取引の遅延や、 手数料の高騰が発生しています。
私も少しだけDefiで運用していますが、 正直少し使いづらいと感じます。
IOSTであれば安くて速いDefiを作ることができます。
Defiの市場規模は約14兆円ともなっており、
今後ますます増加していくと思われますので、そこにIOSTにチャンスがあるのでは ないかと思います。
ただ、Defi市場におけるIOSTの採用事例はまだまだ少ないのが現状ですので、
これからのIOSTのDefi関連のニュースで大きく価格上昇を期待できると考えます。
4.価格の推移
次は2019年3月に上場してから現在までの価格推移とイベントを見ていきます。
2019年3月にバイナンスに初上場し、 価格は一時0.03ドル(3.27円)まで上昇
その後価格は下落し、
価格は0.005ドル(0.56円)から0.01ドル(1.09円)あたりを2019年3月から、
2021年1月までの約1年9ケ月もの間、ずっと低迷しています。
ただ、2021年1月から価格はグングン上がっていき、 2021年4月に9.91円の上髭を付け、そこから調整が入っている状況です。
また、イーサリアムのチャートと比較すると、
同時期に上昇を開始していることがみてとれます。
これは今年に入ってからのDefiの注目度の高まりに合わせて、プラットフォームである、イーサリアムと共に上昇したのではないかと考えますので、
イーサリアムとIOSTは相関関係にあると言えます。
さらに上昇の加速度に関しても、
イーサリアムと比較して、
時価総額の規模の割にIOSTはまだまだ上昇する 余地があると考えます。
6.まとめ
これらのことをまとめると、下記の通りになります。
1.プラットフォームとして現時点でイーサリアムよりも高速
(ただしイーサリアム2.0が実装された時は下落の可能性あり)
2.スケーラビリティの影響が少ない
3.時価総額がまだまだ小さい
4.Defiの開発によって、イーサリアムと相関関係にある
5.チャートの上昇率にまだまだ上昇余地がある
またIOSTは中国政府とのつながりも強く、
今後、ビックニュースが出てくる可能性もありますので、 その点でも期待が持てます。
2021年5月現在で6~7円を推移している今のうちに、 ご自身のポートフォリオに加えておくのはいかがでしょうか?
ただ、時価総額の小さいアルトコインは、値動きが激しいので、あくまで投資する金額はご自身の余剰資金で運用してください。
私も全体の投資できる余剰資金の10%をIOSTに投資をしています。
またイーサリアムと併せて購入してリスクを分散するのも有効だと思います。
また、IOSTを購入できるのは、
日本の取引所ではコインチェック、
海外ではバイナンスで購入が可能です。
バイナンスではコインを一定期間預けて利回りを得られる、
ステーキングというサービスもありますので、 是非調べてみてください。