アスターがイーサリアムL2とSonyチェーンの開発を発表。今が買いか?
アスターネットワークがビッグニュースを発表しました。
スーパーノヴァ🚀
アスターネットワークは、日本人によるブロックチェーン開発プロジェクトです。
異なるブロックチェーン同士が接続できるハブになり、新たなユースケースを生み出すことを目的としています。
アスターネットワークのブロックチェーンはポルカドットに接続し、イーサリアムやソラナにも接続しているマルチチェーンです。スマートコントラクトを実装できるのでアスターネットワーク上で様々な分散型アプリケーションが構築されています。
アスターネットワークの手数料や報酬の支払いなどに使う基軸通貨がASTR(アスター)です。
アスターネットワークの大きな特徴は、DAppステーキング
ダップステーキングと読みます。
DAppは分散型アプリケーションのことです。
一般的なステーキングは、ブロックチェーンの取引を検証するなど、 ブロックチェーンのセキュリティ維持に貢献するかたちでステーキングをするのが一般的ですが、
DAppステーキングは、分散型アプリケーションに対してステーキングをします。
投資家は、アスターネットワーク上の開発プロジェクトの中から応援したいプロジェクトを選び、ASTRをステーキングします。
そして時間が経過するとステーキング報酬が発生し、投資家と開発者に報酬が分配されます。
開発者も報酬が貰えるのがナイスなところです。
2023年9月現在、アスターネットワークのDeFiプロジェクト数は17個

NFTプロジェクトは11個

ツール6個、ユーティリティ10個、その他3個
合計47個のプロジェクトにステーキングできます。
下図はASTRの週足チャートです。

ASTRは2022年1月に上場し、2022年4月に最高値0.33ドルをつけました。
その後、2022年9月に日本の取引所に初上場し、その日の価格は0.04ドル
最安値は2023年6月につけた0.03ドルです。
下図はブロックチェーンのTVL(Total Value Locked)ランキングです。
TVLは、ブロックチェーンにロックされている暗号資産をドルに換算した金額です。
アスターネットワークは現在41位で、TVLは2787万ドル

下図は2022年2月から現在までのアスターネットワークのTVLの変化です。

青い山がTVLで、過去最高は2022年4月につけた3億8740万ドル、現在は2898万ドル
赤い線はTVL占有率で、全ブロックチェーンのTVLに対するアスターネットワークの割合を表しています。
過去最高は2022年4月の0.259%、過去最低は2023年6月の0.054%、2023年9月現在は0.077%です。
2022年4月以降、TVLが大きく減少した理由は、ASTRの価格が急落したためです。
今年2023年のTVLは今のところ大きな変化はないので、今後、アスターネットワークのDAppsプロジェクトが増加し、TVL占有率の拡大とともに存在感がアップしていくことに期待です。
そして先日9月13日に、アスターネットワークはポリゴンと協業してイーサリアムのレイヤー2を開発することを発表しました。名前は、
Astar zkEVM Powered by Polygon
レイヤー2は、トランザクションをブロックチェーンの外部で安全に処理する技術の総称です。処理をオフチェーンで行うことでメインチェーンの処理負荷を軽減し、手数料高騰問題を解消します。
現在のイーサリアムの秒間トランザクション可能件数は約15件で、処理が急増すると遅延が発生し手数料が高騰しやすくなっているため、様々なレイヤー2が開発されています。
zkEVMは、zero-knowledge Ethereum Virtual Machineの略で、ゼロ知識証明を用いたイーサリアム仮想マシンのレイヤー2です。
ジーケー・イーブイエムと読みます。
ゼロ知識証明やEVMとは何かの話をすると、話が長くなりすぎるので飛ばします。
とりあえず、
Astar zkEVMはイーサリアムの性能問題を解消するのと、EVMと完全互換なので、既存のイーサリアムの分散型アプリケーションをzkEVMに簡単に移行できるのが特徴となっています。
ポリゴンは「Polygon zkEVM」というレイヤー2を既に開発していて、今年3月にメインネットにローンチしたことを発表しています。
なので、気になる点の1つは「Astar zkEVM」と「Polygon zkEVM」の違いは何かです。
もし、Astar zkEVMは日本人開発者向けに特化したレイヤー2という位置づけなら微妙な気がします。
ガス代の支払いには両方ともETHが使われるそうです。
ガス代はETHと聞いて、投資判断をする上で重要になってきそうな点は、アスターネットワークのASTRはどうなるのか?です。
この疑問について、渡辺創太CEOの以下のツイートが参考になりそうです。
今後のアーキテクチャはAstar powered by PolkadotとAstar zkEVM powered by Polygonが共存します。トークンはASTR1つなので希薄化しません。Astarはこの2年常にPolygonと競争してきました。これからはAstar x Polygonでタッグを組みAstar zkEVM上にアプリを開発、招致していきます。またAstarとしてガスレス体験が可能になり、ゲームとエンタメを主に攻めます。
引用元:渡辺創太氏ツイート

2. トークンエコノミクスに関して。まずEthereum L2をローンチしたらかなりの数のTier1プロジェクトがAstarエコシステムに参加してくることになると思います。Ethereum L2でもASTRはもちろん使われるのでAstar PoSからAstar zkEVMにトークンが移行された時点でそれはLockされたASTRになります。ASTRの価値を考える上でユーティリティが大事でありTier1のプロジェクトは我々のエコシステムの拡大とユーティリティ増加に直結します。また、Ethereum L2の手数料はAstar Foundationに入るのでそれを用いて買い戻しやコミュニティのために使います。Astsr zkEVMの手数料をETHにする予定なのはもう二つ理由があります。一つ目はETHを持っていればAstarが使えるので圧倒的にAstarが使いやすくなります。次にバイナンスを始めとする取引所はローンチしたら無料で黙ってサポートしてくれるわけではありません。全取引所いれると数億円の費用が発生するでしょう。これを避けました。
引用元:渡辺創太氏ツイート
上記ツイートで投資判断の重要ポイントとなりそうなのは以下2点です。
①今後はPolkadot版アスターネットワークと、zkEVM版アスターネットワークの2つが存在し、ASTRトークンはネットワーク間を自由に行き来できる。
②zkEVM版アスターネットワークの手数料はETH決済だけど、ETHの手数料収入はASTRトークンの買い支えや、コミュニティのために使う。
気になるのは、Polkadot版アスターネットワークのDappステーキングは今後も続けるのか、今後もアプリ開発プロジェクトを誘致していくのかです。
もしzkEVM版アスターネットワークでのアプリ開発を主流にもっていくなら、Polkadot版アスターネットワーク上のアプリ開発者が減少し、それがTVLの減少とASTRトークンの需要低下を招き、トークン価格にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。
好きな方で開発してね。というスタンスの場合は、EVMと完全互換のzkEVM版を選択する開発者の方が多くなる気もします。
このように、zkEVM版アスターネットワークが、Polkadot版アスターネットワークの需要をどう変化させそうかが読み切れないので、そのあたりの情報が出てから投資判断する必要があります。
次に、今後のASTR価格を予想するための情報として私が注目しているのは以下です。

Astar2.0で、インフレ率、ガス代、dAppステーキングの報酬体系が変更される予定になっています。
インフレ率は、コインの流通枚数が1年間で何%増えたのかを表した数値で、インフレ率が高いほどコイン1枚あたりの価値が薄まりやすくなります。
ASTRのインフレ率は非常に高いことで知られているので、もしネットワークの需要を損なわずにインフレ率が改善されればASTRの価格にプラスの影響を及ぼす可能性があります。
下図はASTRの日足チャートです。

2023年6月10日に最安値0.03ドルをつけたあと、6月13日にアスター公式がAstar2.0の予告ツイートを行いました。
予告ツイートの影響か、価格が反発して、8月に0.06ドル台をつけました。
下図の青い線はASTRのインフレ率です。

今年2月から4月までは100%を超えていたのが、徐々に下がっていき、2023年7月に12%まで下がりました。
2023年9月現在は41%
8月から流通枚数の増加ペースが速くなっていて、1ヶ月ぶんの増加ペースをもとに計算した予想インフレ率が200%を超えています。
このようにASTRはインフレ率がとても高いですが、今後のAstar2.0へのアップデートでどう変わるのか要チェックします。
下図は、日本上場コインの取引金額占有率の30日移動平均です。

1位はビットコイン43%、2位はイーサリアム31%、3位はXRP4.1%、4位はGALA2.4%
GALAは今月9月に創設者が会社の暗号資産を盗んだ訴訟が起きてから、価格の暴落とともに取引金額が急増し、現在も占有率が高い状況が続いています。
ASTRの占有率は0.07%の36位です。
下図はASTRの占有率の推移です。

今年のASTR価格の年初来高値は2月なのに対し、取引金額占有率の最高は8月というのが特徴です。
1年3ヶ月ぶりの占有率です。
次に、2023年9月12日に以下が発表されました。
SONYチェーン爆誕
アスターネットワークとソニーが新しいブロックチェーンを共同開発するそうです。
こう思った人いるかな。。
いるかな。。
新しいブロックチェーンを作らんとも、アスターネットワークでSONYのアプリを開発すればええやん
。。
いいんです!
SONYチェーンと聞いただけでもワクワクする。
It’s a Sony.
ちなみに、Sony Network Communications社の取締役は渡辺氏、アスターネットワークのCEOは渡辺氏
渡辺氏つながり
以上のように、アスターネットワークは最近2つのビッグニュースを発表しました。
今後の投資判断は、zkEVM版アスターネットワークがPolkadot版アスターネットワークの需要に与える影響や、Astar2.0によるASTRのトークノミクスの変化(特にインフレ率)、SONYチェーンとアスターネットワークの関係
このあたりの情報をチェックしながら、爆益チャンスの可能性を探っていこうと思います。