犬コインの次のブームは鹿コイン（DeerCoin）なのか？
今年7月にCAT2023という草コインの話をしました。
BONちゃんという投資家がアンバサダーを務めています。
6月に登場したMr.DOGという犬コインは、保有しているだけでDOGEコインが貰えます。
7月に登場したCAT2023という猫コインは、保有しているだけでXRPが貰えます。
8月に登場したInu Coinという犬コインは、保有しているだけでADAコインが貰えます。
このように、BONちゃん銘柄の草コインは、コインの売買や送金をしたときの手数料がスマートコントラクトで他のコインに換金され、ホルダーに分配される仕組みになっています。
そして、9月にDEERコインという鹿コインの紹介が始まりました。
DEERコインは経済的自由のために誕生し、将来の実用性において無限の可能性を秘めたトークンだそうです。
以下は公式サイトに掲載されているDEERコインのエコシステムの説明です。公式サイトの説明文はこれで全部で、他の文章はありません。
（翻訳）Deercoin はコミュニティ指向の分散型暗号通貨で、アクティブなユーザーのおかげで即座に報酬が得られます。アクティブなユーザートランザクションごとに、保有者は 4%のUSDT 報酬を受け取ります。健全な分散型ネットワークとコミュニティの使用を促進するために、分散型ウォレットのみが使用されます。DEERを積極的に使えば使うほど、より多くの報酬を獲得できます。
DEER は完全に分散化されており、楽しく活気のあるコミュニティによって所有されています。私たちの献身的なボランティアは多様な視点を歓迎し、受け入れて、DEERを暗号通貨で最高のコミュニティに構築します。
引用元：DEERコイン財団
DEERコインは売買または送金時に4%の手数料がとられ、USDTに換金してホルダーに分配されます。
CAT2023も説明文に4%と書かれているけど、実際は手数料はぴったり10%が取られている履歴になっていて、DEERコインも同様にぴったり10%が取られている履歴になっています。
なので、Mr. DOG、CAT2023、Inu Coin、DEERコインは同じ開発者によって作られた可能性があります。
下図は、Mr. DOGの日足チャートです。
6月15日に取引が開始し、12日後の6月27日に最高値をつけました。
そこから暴落モードに変わり、9月25日の価格は最高値から-96.0%
9月26日から27日現在まで、まだ約定していません。
下図はCAT2023の日足チャートです。
7月16日に取引が開始し、5日後の7月21日に最高値を付けました。
CAT2023を記事にしたのは7月18日なので、記事公開の3日後が最高値となりました。
その後、暴落モードに変わり、9月25日の価格は最高値から-96.2%
9月26日から27日まで、まだ約定していません。
下図はInu Coinの日足チャートです。
8月12日に取引が開始し、その日のうちに最高値をつけました。
取引開始日の価格は高値安値の対象外にした場合は、2日後の8月14日が最高値です。
その後、暴落モードに変わり、9月15日の価格は最高値から-82.8%
9月15日から9月27日現在までの10日間以上、取引が無い状況が続いています。
BscScanで確認すると、確かに9月15日以降転送がありません。
下図赤線は各コインのホルダー数です。
| コイン名 | 取引開始から経過日数 | ホルダー数 | 1日あたり増加 |
|---|---|---|---|
| Mr. DOG | 104日 | 233 | 2.2 |
| CAT2023 | 73日 | 177 | 2.4 |
| Inu Coin | 46日 | 85 | 1.8 |
経過日数を考慮するとホルダー数の伸びに大きな差はありませんが、1日あたりの増加数が一番多いのはCAT2023で、一番小さいのはInu Coinです。
以上から分かることは、1つ目、2つ目、3つ目と進むにつれて最高値をつけるまでの期間が短くなっているのと、3つ目のコインはホルダー数が伸びが悪いこと。
もし、この原因が、すぐに暴落モードになることを投資家が警戒して売り圧が高まりやすくなっているのと、仕様が似ているコインに興味を持つ投資家が少なくなっているのが原因なら、DEERコインはすぐに最高値をつけて暴落モードに変わる可能性があります。
下図はDEERコインの日足チャートです。
9月23日に取引が開始し、今のところ取引開始日が最高値です。
もし、投資家の買い圧も売り圧も皆無の場合、運営が意図的に価格を吊り上げて注目を集めようとする可能性もあるので、ここから必ず下がるとは限りません。
しかし、決まって運営または関係者がコインを超大量に保有しているので、どこかのタイミングで大量に売り浴びせて資金を抜きにくる場合、そのとき大損するのは暴落に巻き込まれる投資家です。
つまり、ほとんど運営の勝ちゲー
運営が負けるとしたら、最初から最後まで投資家が誰も寄り付かず、流動性供給するために使った資金を回収できずに終わった場合だけです。
草コインには
運営の食い物にされるリスク
詐欺師に寄付して終わるリスク
を今後も忘れずに爆益コインを探します。