エルサルバドルが世界初のビットコイン法定通貨の法案可決で価格プラス
アンゴロウブログは、
暗号資産市場の1日の変化をまとめて報告することを始めました。
内容は今後ブラッシュアップしていきます。
一日の一括チェックにご利用下さい。
今日の主なニュース
今日のニュースは、何と言ってもエルサルバドルがビットコインを法定通貨にする法案が可決されたこと。
早い!
(・□・;)
大統領が法案を提出したニュースが報道されたのが6月7日
Con 62 votos se aprueba la #LeyBitcoin, que convierte a nuestro país en el primero del mundo en tener al #Bitcoin como moneda de curso legal. pic.twitter.com/qvBdPBxWcK
— Secretaría de Comunicaciones (@ComunicacionSV) June 9, 2021
法定通貨とは
「支払い義務を果たすときに、強制力を持って利用できることを法律で認めれた通貨のこと」
ということは、エルサルバドルの国民は企業や個人間の取引で
「ヘイ!ビットコインで支払うよ。」
のようなことが普通にできるようになるということ。
税金もビットコインで支払える。
歴史的なニュースである。
価格の変化
上位コインの中で昨日19時から価格上昇率が一番大きいのは
ソラナ(SOL)
の19.2%アップ
他のコインよりも飛び抜けて上昇した。
続いて、
シータ(THETA)
昨日は全体がマイナス10%以上下げているなかシータだけマイナス6.1%に留めていた。最近のシータ強し
次は
ビットコイン(BTC)
プラス3.0%。エルサルバドルの法定通貨採用が決まってから下げなくなった。
下落率が一番大きいのは
インターネットコンピューター(ICP)
他のコインより下げ幅がやけに大きい。5月に上場してから1ヶ月で86%以上下落している。何があった。
取引量
価格の上昇とともに取引量が増加して、朝5時に1800億ドルを超えたあと減少傾向に入り、14時に昨日と同じ1500億ドルまで戻った。
上位コインの中で取引量の増加が目立ったのは
ソラナ(SOL)
昨日19時から最大50%まで増加。
現在は43%で依然、昨日よりも多い状況が続いている。
上位コインで取引量が一番減少したのはラップドビットコイン(WBTC)とファイルコイン(FIL)
ファイルコインは昨日の取引量増加から落ち着きを取り戻したか。
ソラナの取引量増加の変化は他のコインと同様に昨日深夜から急増
朝5時にプラス50%超え。現在は42%
波に乗っている。
ビットコインもソラナと同じように、昨日深夜から取引量が増加
朝5時にプラス23%をつけたあと減少し始め、昼過ぎには昨日と同じ水準まで戻った。
エルサルバドルのビットコイン法定通貨法案可決のニュースが出た午後から取引量が増加し始めている。
下図の黄色い箇所は13時以降の値動き
取引量が一番減少したファイルコインも朝5時までは上昇していたが、その後減少して朝9時にマイナスに突入
現在の取引量はマイナス22%、価格はマイナス3.6%
日本上場コイン
日本の取引所に上場しているコインの中で一番上昇したのは
ビットコイン
その他、2%以上の上昇率はモナコイン(MONA)、トロン(TRX)、LSK(LSK)
取引量の増加で目立ったコインは無し。
取引量の減少が一番大きかったのはテゾス(XTZ)、現在はマイナス33%
テゾスは取引量は大きく減少したけど価格はあまり変わらず、現在はプラス2.7%
アクティブアドレス
アクティブアドレスは6月6日に今年最低の71万件まで減少したあと2日連続の増加で100万を超えてきた。
今年最高は4月15日の136万件
ハッシュレート
ハッシュレート生値は大きな変化はなく、6月8日は155EH/秒
過去最高は198EH/秒
ポジションは悪くない。
ハッシュリボンは依然「降伏」が続いている。
短期ー長期のマイナス幅は今年最大の記録を更新
取引所の流入流出量
取引所からのビットコインの「流入量ー流出量」は2日連続で流出の方が多くなった。
明日も流出量の方が多くなって3日連続になると、4月19日ぶりの3日連続になる。
下図は月別で集計した結果
5月は大幅にプラスで、売り需要が高かったと見られる。
今月6月は現在まではマイナス
BTCとETHの時価総額比率
昨日から反発、現在は2.13倍
今年の最小値は1.97倍
グレイスケール保有量
グレイスケールのビットコイン保有量は昨日も減少
6月8日は3万3452BTC
金との価格比率
ビットコインが最高値をつけた4月13日以降、金の上昇が続き、今年1月以来の比率0.056まで上昇している。
ドル指数
ドル指数は5月中旬から大きな動きは無し