ビットコインが1日10%下落。トランプ元大統領の発言で弱気な展開へ
今日も、暗号資産市場の1日の変化を一括してお届けします!
せっかくなので、今後ブログで新しい投資手法の実証実験も取り入れていきたい。
今日の主なニュース
今日、印象に残っているのは、エルサルバドル大統領のビットコイン法定通貨報道に追随して他の政治家が支持を表明したこと。
そんな中、トランプ元大統領が
「ビットコインは詐欺のようだ」
と発言したニュースでビットコインが下落しました。
ちなみに、トランプ元大統領は2019年にもビットコインに対して否定的な意見を述べてドル最高とツイートして波紋を呼びました。
その他、6月1週目は暗号資産ファンドからビットコインの記録的な流出があったとコインシェアーズが報告しました。
一方、イーサリアムは流入の方が多いとう報告になっています。
価格の変化
上位コイン(ステーブルコインを除く時価総額上位20位以内のコイン)は
すべて大幅下落
10%を超える下落率のコインがほとんど
ビットコインは今日も終値の安値を更新しそうだ。
下落率が一番小さいのはシータ(THEATA)のマイナス6.0%
一番大きいのはチェーンリンクのマイナス16.2%
取引量
取引量は激増
昨日は1000億ドルを切るほどまで減少したが、今日は一転、朝から増え続けて、16時に1500億ドルを超えた。
投げ売り増加の様子が伺える。
上位コインは、昨日19時からすべて取引量が増加。増減の動きに特徴のあるコインは無し。
増加率が大きいのは、
シータ(THETA)
ドージコイン(DOGE)
ファイルコイン(FIL)
この3つは、昨日から2倍以上に増えた。
シータは昨日21時から売り圧増加によって取引量を右肩上がりで増やしつつ、最大下落率は12%、現在は6.8%
1日で10%を超える下落は大きいが、他のコインはそれ以上
ドージコインは一昨日から2日連続で取引量の減少トップだったが、今日は2番目に取引量が多くなった。
価格はマイナス11%から14%あたりを推移している。
取引量の増加が一番小さかったのは
ビットコインキャッシュ(BCH)
取引量は午後から増え始めて、最大で約12%の増加にとどまった。現在は9%
しかし、価格の下落率は他のコインと殆ど変わらず、取引量が増加し始める前からすでにマイナス14%、現在はマイナス13%
日本上場コイン
日本の取引所に上場しているコインの中で、取引量の増加量が大きかったのは、
モナコイン(MONA)
2倍以上になったのはモナコインだけ。
今日の朝から価格が下落するのとともに取引量が急増している。
なお、今日のモナコインは計測不可のタイミングが多くあり、グラフが他より少し短くなっています。
もともとの取引量が多くないので、相場急変の影響を強く受けた増加率の急増です。
唯一、取引量が増加しなかったのは、
IOST
逆に、昨日19時の取引量から最大マイナス15%まで減少した。
最近の取引量が増えていたわけではないので、「影響を受けなかった理由」が気になるところだ。
価格はマイナス約12%まで下落
価格の下落率が一番大きいのはテゾス(XTZ)で最大マイナス約20%。現在はマイナス18.5%
昨日の日本トップの上昇ぶんが帳消しになった。
下落率が一番小さいのはシンボル(XYM)で最大マイナス10%
アクティブアドレス
アクティブアドレスは6月6日に今年最低の71万まで減少したけど、7月7日に90万まで反発
反発はいつもより若干強い。
ハッシュレート
ハッシュレートは若干下がって139EH/秒で、大きな変化は無し
ハッシュリボンは6月3日に「降伏」に突入したあと、短期と長期の乖離が大きくなってきている。
乖離率は今年2021年最大
取引所からの流入流出
取引所からのビットコインの流入量と流出量の差は昨日から大きな変化は無し。
BTCとETHの時価総額比率
昨日は2.13倍だったのが、今日は2.08倍まで低下
ここ数日小さな減少が続いている。
今年の最低値は5月15日につけた1.97倍
金とBTCの価格比率
今年2021年の最低値は2020年4月13日の0.027
4月後半から金の価格が上昇して5月19日に0.05まで上がった後は平行が続いている。
ドル指数
ビットコインとドル指数は負の相関関係にあることが多く、ビットコインの歴史的な爆上げはドル指数が下降トレンドのときに起きた。
しかし、ビットコインが最高値をつけた2021年4月13日以降から現在までは同じような動きをしている。
インフレ率
6月4日時点のアメリカのインフレ率は4.6%、日本はマイナス0.5%
下記12ヶ国でインフレ率が2%を超えているのはロシアとアメリカとカナダ
(インフレ率が高い国は他にも沢山あります。)