日本版ぺぺコインが暴落。カエルコインのブームは去ったのか

2023年7月8日

アンゴロウ

小さい頃、水辺でカエルを捕まえて、水を入れたカップとカエルを段ボール箱に入れて自転車の荷台に置いて飼ったことがあります。

ある日、荷台から段ボール箱が落ちたのですぐに元に戻しましたが、水がこぼれていることに気が付かず、箱の中のカエルが干からびて死んでしまいました。

生き物は自転車の荷台で飼うのはやめよう。

ペペコインは、ペペというカエルのキャラクターのミームコインです。

2023年4月に誕生し、最大数万倍の爆上げをして注目を集めたあのコインです。

ペペコインが誕生したあとに沢山のペペ系コインが登場し、その中に日本版のペペコインがいたのでアンゴロウチャンネルで話題にしました。

動画で発表した日本版ペペコインの爆上げ予想は、

日本特有のビッグファンダを生み出せば最高値更新。

生み出さなければへたる。

現在の状況は

ぬぉ！

現在価格は最高値から-97.3%

動画公開日の価格から-79.8%

へたってる

今のところ日本特有のビッグファンダは何も発表されていないのと、コインの名前とシンボルがひらがなであること以外、日本版といえるような要素は何も見当たりません。

和服を着てるとか、ちょんまげを付けているとかがあれば日本版であると察することができるのですが、そのような要素は何も見当たりません。

目がひらがなの「ぺ」になってます。

プロジェクトに目立った動きも無いので、他のペペ系コインと同じように、このままへたっていく可能性が高いですが、プロジェクトの活動が完全に消滅したわけではなく、公式ツイッターアカウントのツイートは数日に1回くらいのペースで続いています。

ツイート総数は41件

フォロワー数は6月5日から1400増えて、2772になりました。

予想の内容は特に変わらずです。

日本特有のビッグファンダを生み出さなければこのままへたるのと、ビッグファンダを生み出すために奮闘している様子もありません。

干からびるね

他のカエルコインの状況も確認しておきます。

本家ペペコインは最高値から大分下がりましたが、6月中旬から反発して現在は最高値から-67.5%

時価総額ランキングは67位で、大化けしたミームコインとしての存在感はまだまだあります。

下図はペペ系コインの1日ごとの追加件数です。

本家ペペコインが追加された4月17日から急増し始めて、5月22日に1日15件を記録しましたが、6月以降はかなり少なくなりました。

6月以降は1日最高3件、0の日もあります。

以上からペペ系コインのブームは終わりに向かっているといえそうです。

ペペ系コインのチャートは下図のようなチャート形状がマジ多いです。

このような価格がダダ下がりしているチャートを、この記事では干からびチャートと呼びます。

以下は2023年にコインマーケットキャップに追加されたペペ系コインの一覧です。

全部で249個

干からびチャートと感じるかどうかは人によって違うので正確とはいえませんが、どのくらい干からびチャートがありそうか、ガーっとスクロールして見て下さい。

めっちゃ干からびてそうなことが分かったかと思います。

ほとんどと言っていいほど干からびていますが、中には暴落したあと復活したコインや、干からびていないコインがあるのが面白いところです。

現在はPepe2.0とPepe3.0が頑張っています。

へたりやすいペペ系コインで私が感じたのは、既存のコイン名と同じまたは近い名前のコインは、他よりもさらにへたりやすい傾向がありそうなことです。

例えば、今年4月にPepeAIが誕生したあと、名前にAIを含むペペ系コインが10個追加され、バタバタと干からびていきました。

また、SHIBA、DOGE、FLOKIなど他の人気のコインの文字列を含めているコインも、他のコインの名前をエサに投資家にコインを売却しようともくろんでいる可能性が高そうです。

このように、草コインは名前からやる気の無いプロジェクトがすぐ分かることがあるのも面白いところです。