NOAHCOIN(ノアコイン)|フィリピンの貧困問題、海外労働者の手数料を改善

2019年1月7日

最近話題になっているNOAHコインですが、2018年3月12日(月)にイギリスの取引所HitBTCに上場することが決まりました(上場日は後ろにずれる場合あり)。

多くの日本人がNOAHコインのICOに参加したので、上場後に価格が上がるのか、下がるのかについて様々な憶測が飛び交っています。そこで、本記事では上場後にNOAHコインの価格がどうなるのかを論理的に予想します。

あくまで個人的な予想なので、当たるかどうかは蓋を開けて見なければ分かりません。

ちなみにNOAHコインとは、経済成長が続くフィリピンの影で問題となっている「貧困、格差、汚職、海外労働者の手数料」を改善することを目的としたプロジェクトで使われる仮想通貨です。

貧困層の人達をネタに投資家が億万長者?というツッコミは忘れましょう。

 

まず、HitBTCに上場したらNOAHコインは上がるか下がるかの予想を先に言うと、

上がる

と私は思います。上場直後にICO価格の2倍は軽く超えてくると予想します。その理由を順を追って説明します。

NOAHコインの総発行枚は2100億枚です。2017年から2018年3月までのプレセールで以下の枚数が一般の人に販売されました。しかし、第2期プレセールあたりで国家プロジェクトという宣伝広告が事実ではないことがわかり返金騒ぎになったので合計枚数はこれより少なくなります。

また、追加プレセールは3000万ドルぶんという説明のため、正確な発行枚数は分かっていませんが、大体こんな感じととらえて下さい。

名称 配布枚数 コイン1枚あたり
第1期プレセール 23億枚 0.69円
第2期プレセール 56億枚 0.79円
第3期プレセール 112億枚 0.82円
第4期プレセール 241億枚 0.85円
追加プレセール 27億枚 0.85円
合計 459億枚 0.83円

 

上記枚数に加えて、NOAHコインは所持枚数に応じた配当金が貰える仕様になっています。1年目は20%、2年目は17.2%のように徐々に配当率は減少していきますが、複利で配当金が決まるので、5年持ち続けるとコイン枚数が倍以上になります。ただし、配当金がもらえるのはプレセールで購入した人のみです。

仮にプレセールの459億枚がすべて売られなかった場合、5年で926.53億枚になります。

配当率 枚数
1年目 20.00% 550.73億枚
2年目 17.20% 645.45億枚
3年目 14.79% 740.92億枚
4年目 12.72% 835.16億枚
5年目 10.94% 926.53億枚

 

配当金があることで、NOAHコイン上場後のプレセール組の売り圧力は低いと予想できます。というか、NOAH専用ウォレットはまだ配布されていないので、プレセールのコインは3月12日の上場直後に売ることができません。

つまり、プレセールで購入した投資家の人達は強制ガチホ状態で上場後のチャートを眺めることになります。

違う視点で言うと、NOAHコイン上場直後は自己売買に似たような方法で価格を上げやすい環境にあります。自己売買とは、証券会社自身の勘定で証券を売買することをいいます。

具体例で見てみましょう。ライオンとブタは同じ会社の人間です。二人は会社の運用資金5000円をそれぞれ持って取引所にやってきました。ブタはコインを1枚持っています。

ブタはコインの売り注文を10円で出しました。

 

 

ライオンは成行注文を出してコインを10円で買いました。これでコインの現在値は10円になりました。

 

ライオンはコインの売り注文を20円で出しました。

 

ブタは成行注文を出してコインを20円で買いました。これでコインの現在値は20円になりました。

 

ブタはコインの売り注文を30円で出しました。

 

ライオンは成行注文を出してコインを30円で買いました。これでコインの現在値は30円になりました。

 

注文価格を上げながら、上記を繰り返していって現在値が3810円になりました。ライオンとブタの所持金を合計すると3100円+6900円=10000万円です。ライオンとブタ以外誰もいなかったので、所持金をまったく減らさずに現在値を釣り上げることができたことになります。

 

このような自己売買に似たような価格操作は板が薄いときに効果的です。やろうと思えば、薄い板で瞬間的に1億円を付けることも可能です。

 

最近の例を挙げると、SingularXに上場したセントラリティが2018年3月10日12時ころいきなり146万倍の価格になりましたが、これも買い成行注文が殺到したために価格が暴騰したのではなく、薄い板で瞬間的に起きた事例です。ちなみに、146万倍になったのを見て速攻で売りの成行注文を出しても買う人がいないので売れません。

現在値が上がると資金が積み重なって価値が上がったような印象を持ってしまいそうですが、現在値はコインが最近売れた価格を表しているだけで、そのコインの価値を裏付けるものが積み重なっているわけではないことを覚えておきましょう。

下図はセントラリティが146万倍に暴騰したときのチャートです。もはやチャートに見えませんね。。

 

3月12日のNOAHコイン上場直後にコインを売ることが可能な人はNOAHプロジェクト関係者のみ。プレセールのNOAHコインは売ることができない。また、HitBTCを利用している日本人があまり多くないという理由から、価格はうまいこと上昇していくと予想します。

HitBTCを利用する日本人が多くない理由は、取引手数料が高いからです。過去にDENTを0.000001ETHで100万枚買ったら価格が1ETHで手数料も1ETHという50%が手数料になる事象が話題になりました。現在はどこまで改善されているかは調べていませんが、HitBTCで安いコインを買うのはやめたほうがいいとよく言われるので、NOAHコインを買おうと思っている人は念のため、発注前に手数料をチェックして下さい。
⇒外部サイト「HitBTCで通貨を大量に買うと手数料が超絶高くなる!

 

そんなこんなで、まずは上場後に価格が順調に上がって皆が喜ぶと予想。

1つ忘れてはいけないのは、価格が数倍になっても売らない限り利益にはならないことです。自分のNOAHコインが売買できるようになってからのチャートを見るまでは安心しないほうがいいです。

価格はどこまで上げるでしょうか。取引所ではプロジェクト関係者ではない機関投資家、個人投資家もいるので下手に大きく動かすことはできませんが、プロジェクトの関係者は十分なコインと、ICOで集めた十分な資金があります。

(NOAHコインの総発行枚数の2100億枚はすべて発行済みなのだろうか。。わからないので、発行済みと仮定して考えます。)

仮に価格が10円になったとすると時価総額が2兆1000億円になります。これだとRippleに継ぐ2018年3月の第4位の時価総額になって目立ち過ぎます。ランキング的に10位~15位の時価総額4000億円くらいが新規参入の印象としては良いのではないでしょうか。

そう考えると、4000億円÷2100億枚=1.9円。NOAHコインの価格は2円前後まで上がると予想します。

NOAHコインは価格を維持できるか

フィリピンの貧困問題を改善するという目標を持った立派なコインなので私としても応援しますが、心配なのはNOAHプロジェクトのホームページにアクセスしている9割が日本人という現状です。
⇒外部サイト「SimilarWeb

NOAHコインはフィリピン人が主に使うために存在するのと、フィリピンの人口は1億人以上いるので、フィリピンからの公式ホームページへのアクセスはもっとあってもいいような気がします。フィリピン人はNOAHコインにどれくらい注目、期待しているのかが気になるところですね。

NOAH公式ページへのアクセス

 

絶賛開発中のNOAHシティはICOで集めたお金を資金として開発を続けていると思いますが、今後もシティ開発や広告プロモーションのための資金が維持できるのかが謎です。

NOAHプロジェクトが保有しているNOAHコインを売ることで資金を確保するなら個人投資家の投資対象にはならないだろうし、別のICOをし始めるとNOAHコインが暴落する可能性があります。そのあたりの計画に注視していく必要がありそうです。

まとめ

今回の個人的な予想をまとめると以下になります。

・NOAHコインは上場したら価格は2円前後まで上がる。

・開発と広告プロモーションの維持がうまくいってフィリピン人に受け入れられれば価格は上昇していく。

・NOAHプロジェクトが保有しているNOAHコインを売ることで開発を維持する場合は、価格は下落していく。

NOAHの情報については、以下の記事もご覧下さい。
⇒記事「NOAHプロジェクトの提携企業について調べたら予想だにしない展開になった。

 

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