ポケモンコインが上場32倍に爆上げしたけど詐欺じゃね?

アンゴロウ

今月8月に中央集権取引所のMEXCにポケモンが上場しました。

ポケモンって、あのポケモンか!?

日本で大ヒットしたゲーム&アニメ「ポケットモンスター」のポケモンなのか!?

オープニングムービー

引用元:暗号資産POKEMON 公式サイト

キタ━(゚∀゚)━

ポケモンコインの公式サイトは、モンスターボールからピカチュウが登場するシーンで始まります。

なのでポケモンコインは、ポケットモンスターのポケモンのことで間違いありません。

ポケモンが暗号資産事業に参入!

メルカリが暗号資産事業に参入したときと同じくらいのインパクトだぜ

モンスターを倒してモンスターNFTをミントゲットし、図鑑を埋めるみたいなゲームになるのかね。

おらワクワクすっぞ

以下はポケモンコインの日足チャートです。

分散型取引所に上場したのは2023年6月27日

上場後すぐに暴落し、しばらく低迷が続きました。

中央集権取引所に上場する5日前に急騰、8月5日に上場し、翌日8月6日に最高値をつけました。

7月31日の始値から最大32倍

現在価格は最高値からマイナス77%です。

次に、これからポケモンコインが爆上げする可能性について考察します。

ポケモンコインを上場させた取引所のMEXCは、ポケモンコインについて以下の気になる説明をしています。

注:Pokemon (POKEMON)は任天堂株式会社が発行する暗号資産の一種ではありません。単にトークンの名称であり、任天堂とは直接関係ありません。

引用元:MEXC「[世界初上場]MEXC:Pokemon (POKEMON)に投票して、50,000 USDT のエアドロップをゲットしよう」

何だねこれは

ポケモンの画像を使い、ポケモンを名乗る暗号資産プロジェクトを、任天堂のポケモンとは関係のないことを知りつつMEXCは上場させたというのか?

ふざけるんじゃないわよ

著作権もへったくれもないじゃない

ポケモンコインの公式ツイッターアカウントは上場日の8月5日に「ポケモンの著作権を持っている」とツイート

https://twitter.com/2023_POKEMON/status/1687809468783063040

上場後の8月10日には「ポケモン公式から著作権を取得するところだ」とツイートしています。

https://twitter.com/2023_POKEMON/status/1689562183951437824

握手を交わしたイラストを掲載しているので、本家のポケモン社と著作権のライセンス契約を結んでポケモンコインを開発すると読み取れますが、

普通は、ライセンス契約を結んだあとに事業を開始し、一般公開をするはずです。

今回のように、堂々とポケモンを名乗りながら事業を進め、あとでポケモン社とライセンス契約を結ぶ流れは考えられません。

本家ポケモン社としては、自社のキャラクターを勝手に使っているプロジェクトからライセンス契約を提案されても断るのは明らかで、

仮にポケモンコインから連絡がきたら、著作権侵害の法的措置を検討すると思われます。

以上から、ポケモンコインはポケモンの名を騙る詐欺プロジェクトの可能性があります。

以下はポケモンコインのゲーム内容です。

In the realm of Pokemon, you’ll have the opportunity to collect and trade a variety of rare digital Pokemon. These unique digital assets will exist as NFTs (Non-Fungible Tokens), ensuring that each Pokemon is one-of-a-kind. You can acquire more Pokemon by participating in community activities, completing quests, and trading with fellow trainers.

(Google翻訳)ポケモンの世界では、さまざまな珍しいデジタルポケモンを収集して交換する機会があります。これらのユニークなデジタル資産は NFT (Non-Fungible Token) として存在し、各ポケモンが唯一無二であることが保証されます。コミュニティ活動に参加したり、クエストを完了したり、仲間のトレーナーと交換したりすることで、より多くのポケモンを入手できます。

引用元:暗号資産ポケモン 公式サイト

ポケモンのゲームらしく、ポケモンコインの世界でデジタルポケモンのNFTを収集し、友達と交換できるそうです。

プロジェクトの代表メンバーは3人

引用元:暗号資産ポケモン 公式サイト

プロジェクトマネージャーはサトシ、マーケティングはミスティ、技術アドバイザーはオーキド博士

3人とも本家ポケモンに出てくるキャラクターの名前です。

ちなにみ、Ash Ketchum(あっしゅけっちゃむ)は、ポケモンの主人公サトシの英語版の名前です。

以上から、ポケモンコインの開発メンバーはポケモンのことをある程度知っている人物と考えられます。

何を思ったのか、ポケモンコイン公式は中央集権取引所の上場と同時にポケモン2.0という新しいコインを発行しています。

ポケモン2.0は8月10日にから11日かけて最大4.9倍に急騰しました。

今後のスケジュールは、20個の中央集権取引所に上場したら誰もが驚く作品を公開するのと、ホルダー数が3000に到達したらロードマップを公開するそうです。

現在のポケモンコインのホルダー数は1651

ポケモン2.0のホルダー数は1481

まとめると、ポケモンコインは著作権を完全に無視したプロジェクトなのと、開発者の身元が不明かつ信用できる点が見つからないため詐欺を警戒する必要があり、

もし詐欺なら他の詐欺コインと同様に、開発しているふりをしながらフェードアウトし、コインの価格は無価値に向かっていくことになります。

今回の上場が何も問題ないなら、ドラえもんコイン、名探偵コナンコイン、ワンピースコインなど日本を代表するアニメのMEXC上場ラッシュがきてもおかしくはありません。

イノベーションゾーンの他に、スキャムゾーンが必要だ。