Racoin(ラーコイン)がラーメン屋が価値を裏付けるコイン
日本人の好きな食べ物といえば寿司、焼き肉、そしてラーメン。
私はラーメンが大好きで、学生時代の夏休みにラーメン屋でバイトをしたほど好きです。ラーメン屋でバイトをする利点は、仕事が終わったあとにラーメンを無料で食べさせてくれることです。毎日醤油ラーメンを食べていました。
ラーメン関係の仮想通貨にRacoin(ラーコイン)があります。コンセプトが面白いので本記事で検証します。
⇒引用元「Racoin公式サイト」
下図はラーコインのロゴ。ビットコインマークの下の部分を平らにしたデザインになっています。ドンブリをひっくり返したようなイメージでしょうか。
コインの色が赤なのはラーメン屋の暖簾(のれん)をイメージしてそうです。
ラーコインの運営はSDR「Society for the Dissemination of Racoin(ラーコイン普及委員会)」という組織が行っているようですが、どこの国の団体で、代表者やプロジェクトメンバーについて公開されていないのが気になります。
ホワイトペーパーの内容を確認します。
⇒ 引用元「Racoin White Paper」
文章量は多くありませんが、対応言語が英語、日本語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、アラビア語、ロシア語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語の何と14ヶ国語が用意されています。ラーコインを世界に広めようとする根性を感じます。
(引用元:http://ramen.international/ja/)
注目なのは以下の文です。
ラーコインは、ICOというよりは、実用性と互換性による普及を重視してデザインされたものです。
また、サービスチケットとしてのご利用やトレーディングの楽しさを知ってもらうことを目的としています。
引用元:「Racoin White Paper」
仮想通貨のプロジェクトはICOで集金したお金を使って開発やマーケティングを行うことが多いですが、ラーコインは集金目的ではなく、コインの使い道に重点が置かれている点が他のプロジェクトと違うところです。
具体的にいうと、ラーコインはお金として使うのではなく、ラーメン屋のサービスチケットとして使います。
ラーメン屋はサービスチケットを配って集客することがよくあります。例えば、大盛無料券、タマゴ無料券、ライス無料券、割引券などのサービスチケットを雑誌やチラシに掲載して配布します。
チケットは無料で配るので、チケットを持った顧客が来店すると店側にとっては損のように感じるかも知れませんが、ラーメンを食べてくれれば十分もとが取れるし、店が賑やかになると客が客を呼んで人気店になったり、リピーターが増えることが期待できます。
なので、店側にとってサービスチケットは無料でいいから、より多くの人の手に渡って欲しいと思っています。
そのサービスチケットの役割を果たすのがラーコインです。
例えば、ラーメン店が味玉の無料チケットとして、お客さんにラーコインを配布したとしましょう。
ラーコインは味玉と交換され、お店のウォレットに戻ってきます。
その戻ってきたラーコインは再配布することも可能です。
味玉のサービスチケットであっても、それは味玉の平均価格である100円の価値を創出されることになります。
引用元:「Racoin White Paper」
上記から分かる凄いことは、ラーコインはラーメン屋によって価値の裏付けが行われることです。
ラーコイン1枚で味玉1個を提供するラーメン屋が多ければ、ラーコインの上場後の価格は100円前後で安定すると予想できます。
値動きが小さいと投資家にとっては面白味が無くなりますが、下落リスクが小さく、いざというときはサービスチケットとして使えばいいので、ラーコイン保有者は安心して長期保有をし、好きな時に使えます。
店側にとっても、雑誌やチラシよりもコストを抑えながらサービスチケットを配布できるメリットがあります。
つまりラーコインは、ラーメン屋にとっては宣伝と集客に活用でき、ラーメン好きにとってはラーメン屋でお得なサービスを受けられる、WIN-WINの関係が構築できるコインになる可能性があります。
ちなみに、価値の裏付けが行われている仮想通貨は他にUSDT(1USDT = 1ドル)があります 。
利用者はTether社の口座にドルを預け、Tether社は預かったドルと同じ量のUSDTを発行します。これによってUSDTの総発行枚数と同じドルを準備しておくことが可能になり、1ドル=1 USDTの価値が担保されています。
ラーコインが導入される第1号のラーメン店はドイツの「緑 Japanische Küche und Ramen(日本料理とラーメン)」という料理店に決定したそうです。
⇒外部サイト「緑 Japanische Küche und Ramen」
🇩🇪Racoin will be used at a German ramen shop.
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— Racoin🍜Official (@Racoin_SDR) 2018年7月1日
日本の第1号のラーメン店は千葉の「麺屋MASTERPIECE 勝浦本店」に決定したそうです。第1号おめでとうございます。
🇯🇵Racoin will be used at a Japan ramen shop.
千葉のラーメン店でラーコイン導入決定。🍜麺屋 MASTERPIECE
勝浦本店/一宮店/鴨川店/千葉店@yu_dai0416 @ramenman77 @MASTERP33505273#ラーメン #ラーコイン #仮想通貨 #エアドロップ#InvestorRelations #Ramen #NoodleBar #crypto #Airdrop pic.twitter.com/HLRshnMDJf— Racoin🍜Official (@Racoin_SDR) 2018年7月20日
ラーメン好きにとって、全国のラーメン屋で使えるサービスチケットがあるととても助かります。
ラーコイン普及委員会の皆さんに期待しましょう。