スカイフロンティアが開発費4億円を溶かしゼロから開発すると発表。買いか?

アンゴロウ

SKY FRONTIER(スカイフロンティア)は日本のブロックチェーンゲームです。

飛空艇(空飛ぶ戦艦)を操縦して巨大モンスターを倒すことで暗号資産が稼げるPlay to Earnゲームです。

下図は飛空艇

引用元:Twitter @SKYFRONTIER_PR

下図は巨大モンスター

引用元:Twitter @SKYFRONTIER_PR

2023年10月現在、まだゲームはリリースされていませんが、5月にSTU48がスカイフロンティアをプレイするコラボ動画を公開し、夏から秋に公開予定と説明していたので、リリースが近づいてきていることに投資家は胸を躍らせていました。

しかし、10月1日にスカイフロンティアが重大発表をしました。

発表はXスペースで行われ、現在は聴くことができないので、内容をまとめてくれている方の情報を参考にさせて頂きます。

国産BCG である #SkyFrontier…
4億円かけたが殆ど開発が進んでないことが発覚⚡️⚡️

◎CROOZ Blockchain Lab株式会社、
代表取締役 古瀬祥一氏が暫定Pとして就任。

◎スカフロに手を差し伸べた理由
・友人を助ける
・BCG業界を衰退させる一因になりかねない

◎開発状況
-前村上Pが4億円の開発費を溶かす
-殆んど開発ができていなくこのまま引き継ぎもできない状況
-ゼピュロスと主人公の3Dデータはある
→詳しい開発詳細は不明
-暫定古瀬Pなどがチェックしたところ、使えるのはちょっとした設定くらい
-5月には開発チームがすでに解散していたが、NFTセールは行われていた

現状、引き継いで開発をするのも難しい為、古瀬Pが1から開発をしていくとのこと

引用元:Twitter @fuyasuhito

( ゚д゚)

この説明によると、スカイフロンティアは今年夏から秋にリリース予定と言っていたのが、実際はほとんど開発ができておらず、5月には開発チームがすでに解散していた。

村上プロデューサーが辞任し、古瀬氏が新プロデューサーに就任して開発を続けることになりましたが、引き継いで開発するのが難しいため、古瀬氏が一から開発をすることにしたそうです。

よって、開発費4億円が溶けました。

この話が本当だとすると、スカイフロンティア運営は開発チームが解散しているにもかかわらず、広告塔にSTU48を起用して宣伝をしたり、NFTのセールを続けて投資家からお金を集めていたことになります。

新しい計画を立てるために、現在は公式サイトは閉鎖されています。

引用元:SKY FRONTIER公式

スカイフロンティアで稼げる暗号資産はGSKYトークンというコインです。

分散型取引所のPancakeSwapに上場しています。

下図は、GSKYトークンの今年の日足チャートです。

10月1日のプロジェクト状況報告によってGSKYトークンの価格は急落しましたが、年初来安値を大きく割り込むような暴落にはなっていません。

下図は上場から現在までの日足チャートです。

上場日の価格を抜きにすると、最高値をつけた日は上場翌日の2022年1月22日

10ヶ月後の2022年11月に最安値をつけました。

最高値から-99.99%

現在は最高値から-99.95%

次に、スカイフロンティアが復活する可能性について考察します。

スカイフロンティアはPancake Gamesに参加しています。

Pancake Gamesは2021年9月にローンチされたNFTゲームのプラットフォームで、ゲーム会社がWeb3に参入するときのトークンやNFTの発行、マーケットプレイスやステーキングの構築を支援し、様々な仕掛けでプロジェクトのマーケティングとプロモーション活動に貢献します。

2023年10月現在、Pancake Gamesに参加しているプロジェクトは以下の5つです。

引用元:Twitter @NFTpancakegames

スカイフロンティア以外の4つのプロジェクトの状況を確認します。

KENKA METAVERSEは、スマホゲーム「喧嘩道」のPlay to Earnメタバースゲームです。

プレイヤーは自分が保有しているNFTを使って喧嘩をし、喧嘩に勝てばKENKAトークンという暗号資産が稼げます。

KENKA METAVERSEのゲームはまだリリースされていません。

下図はKENKAトークンの日足チャートです。

最高値をつけた日は、上場翌日の2022年2月9日

2022年7月にプロ格闘家の朝倉未来氏がアンバサダーに就任しました。

最安値をつけた日は、2023年9月27日

最高値から-99.99%、朝倉氏アンバサダー就任日の価格から-99.98%

現在価格は最高値から-99.99%、朝倉氏アンバサダー就任日の価格から-99.93%です。

下図は、今年2023年のKENKAトークンの日足チャートです。

たまに急騰急落の超長い上ヒゲをつけながら、ダダ下がりが続いています。

このようにKENKAトークンも苦しい展開が続いています。

次に、Project XENO(プロジェクトゼノ)は、トレーディングカードバトルのPlay to Earnゲームです。

プレイヤーは、自分のNFTのキャラクターでデッキを構成し、敵のデッキを倒すとUXEトークンという暗号資産が稼げます。

ゲームはすでにリリースされています。

下図はUXEトークンの日足チャートです。

最高値をつけた日は2023年5月3日

最安値をつけた日は2023年10月1日

最高値から-99.94%

現在価格は最高値から-99.93%

このように、プロジェクトゼノのGXEトークンも苦しい展開が続いています。

しかし、プロジェクトゼノにはUXEトークンの他にGXEトークンもあります。

下図はGXEトークンの日足チャートです。

今年2023年5月に日本の取引所に初上場し、現在価格は日本初上場日の価格を割っていますが、他に比べて下落率は低いのと、今年の元旦初値からは2倍以上上昇しています。

次に、SHANTIは暗号資産のレンディングサービスと「SHANTI Games」というPlay to Earnゲームを開発しています。

プレイヤーはゲームに勝つとSHNトークンという暗号資産を稼げます。

下図はSHNトークンの日足チャートです。

最高値をつけた日は2022年2月13日

最安値をつけた日は2022年9月26日

最高値から-99.98%

現在価格は最高値から-99.90%

下図はSHNトークンの今年2023年の日足チャートです。

今年は4月から下落基調に入り、現在価格は元旦初値の-88.7%です。

このように、SHANTIも苦しい展開が続いています。

次に、Pancake Casual Gamesは、Pancake Gamesが直接運営しているPlay to Earnゲームです。

ゲームに勝つとGCAKEトークンという暗号資産が貰えます。

現在のゲームタイトル数は3個

引用元:Pancake Casual Games

下図はGCAKEトークンの日足チャートです。

最高値をつけた日は2021年11月28日

最安値をつけた日は2023年10月3日

最高値から-99.7%

現在価格も最高値から-99.7%です。

下図はGCAKEトークンの今年2023年の日足チャートです。

今年8月から下落基調が続き、現在価格は元旦初値の-71.8%

このように、GCAKEトークンも苦しい展開が続いています。

GCAKEトークンはPancake Gamesのプラットフォームの基軸通貨として使われ、ゲームのNFTを購入するときの決済に使われるなどPancake Games上のゲームとからみます。

また、新規発行ペースが半分になる半減期が毎年訪れるのと、ゲームで使われたGCAKEトークンの一定量をバーンする機能があるためデフレトークンになる可能性があると言われています。

そのため、Pancake Games上のゲームプレイヤーが増えた場合、利用頻度と希少性の観点では、上記5つのトークンのなかでGCAKEが一番優れているトークンになります。

Play to Earnゲームで稼げるトークンの大半は、プレイヤーの収益確定の売り圧によって遅かれ早かれ暴落モードに入るので、スカイフロンティアのGSKYトークンを始め、Pancake Gamesのゲームで稼げるトークンが最高値更新に向かって復活するのは難しく、長期投資目的で買いとはなりません。

しかし、スカイフロンティアの開発は一からやり直すことが決まったので、GSKYトークンの仕様が何か変わるかも知れません。

スカイフロンティアの新しいプロデューサーの古瀬祥一氏は、プロジェクトゼノの開発会社のCEOです。プロジェクトゼノの経験をもとに斬新なアイディアを生み出し、ゲームのヒットとともに、GSKYトークンが投資に適したトークンに変わる可能性もあるので、そのあたりの可能性はたまにチェックします。

知りたい点は、今後の開発費はどうするのか?

Pancake GamesはPancakeSwapの開発者とつながりはあるの?

Pancake Gamesに詳しい人、教えて下さい。