bitFlyer Lightning RSIの見方。

2018年1月23日

本記事ではbitFlyer Lightningで表示できるRSI(Relative Strength Index)について説明します。「アールエスアイ」と読む人が多いです。

RSIとは、全体の価格変動に対する上昇の割り合いをもとに、買われすぎ、売られすぎを判断するのに使う指標です。

まずはRSIを表示してみましょう。下図赤枠にマウスポインタを合わせると指標の設定項目が表示されます。RSIにチェックを入れると表示され、チェックを外すと非表示になります。

RSIの右側に表示されている2つの設定項目は、1つ目は平均をとる集計対象期間、2つ目は売られすぎ、買われすぎと判断する閾値のパーセンテージです。これらの設定値については以降の説明を読むと分かると思います。たぶん。

bitFlyer Lightning 指標

 

グリッドも表示したほうが見やすいので表示しておきましょう。下図赤枠にマウスポインタを合わせるとオーバーレイの設定項目が表示されます。グリッドにチェックを入れると表示され、チェックを外すと非表示になります。

bitFlyer Lightning グリッド

 

下図はRSIを表示した結果です。グリッド目盛りの35~65のあいだを線がウロウロしているのが分かります。線が35を下回っている箇所と、65を上回っている箇所の線の色が白くなっているのが分かるでしょうか。この35以下の部分を売られすぎ、65以上の部分を買われすぎと判断する箇所です。

bitFlyer Lightning RSI

 

RSIは0~100%の値をとり、上辺が100%、下辺が0%になります。RSIの設定項目で「35」に設定されているものは、上辺から下に35%が買われすぎ、下辺から上に35%が売られすぎの領域になります。(下図はイメージ図)

RSIを図解

 

なので、設定値の「35」を「45」に変更すると、下図のように真ん中の領域が狭くなります。

bitFlyer Lightning 真ん中の領域が狭い

 

RSIの計算方法についてbitFlyer Lightningの設定箇所には以下のように記載されています。Average Gainとは価格上昇の平均、Average Lossは価格下降の平均のことです。Average Lossは価格がマイナスの方向に変化していますが、プラスにして計算します。

RSI = 100 – 100/(1 + RS)
RS = Average Gain / Average Loss

上記式は何だかややこしい計算式に見えますが、分かりやすくするために式を変更してみると以下になります。上昇平均はAverage Gain、下降平均はAverage Lossのことです。

RSIを求める式

つまり、全体の価格変動に対する上昇の割合いをパーセントで求めるのがRSIということです。単純に以下のような式にしたほうが分かりやすくて良かったのではないだろうかと思ったのは私だけでしょうか?

RSIを求める式

計算に用いる価格は各ローソク足の終値のみです。終値から次のローソク足の終値の変化がプラスなら上昇、マイナスなら下降として計算していきます。

平均の算出方法は、最初は過去14本の上昇の合計、下降の合計をそれぞれ14で割ったものを用います。次からは、「(前回上昇平均×13+今回上昇)÷14」と「(前回下降平均×13+今回下降)÷14」を平均として使います。

このように、過去の平均値を利用することで、集計対象を越えた一番最初の終値から今までの終値の全ての価格の影響を受けている数値になっているのが特徴です。指数平滑移動平均線の計算方法と似ていますね。
⇒「指数平滑移動平均線とは

なんだかややこしくなってきました。。公式ページにRSIを計算してくれるExcelシードがあるので理解を深めたい人は試してみて下さい。
⇒Stock Chart「RSI

ちなみに、私が試してみたところ以下のようになりました。留意点は集計期間の上昇、下降の個数に関わらず、必ず14で割ることです。例えば、下表の最初の14個はGainは6個、Lossは8個ですが、Avg Gainを求めるのに6で割るのではなく14で割ります。

RSIの計算結果

 

で、RSIで何が分かるの?

全体の価格変動に対する上昇が70%にまでなると、陽線のローソク足が出まくっていることが想像できます。これはある意味、陽線が出過ぎであるとも考えることができます。買われすぎたものは、必然的に売られ始めることになるので、売りのサインと考えることができます。

逆に、上昇が30%程度では陰線が出すぎであると考えることができるので、買いのサインと考えることができます。

ただし、上昇トレンドのときは高いRSIを維持しながら勢いそのまま上昇していくことがあれば、下降トレンドでは低いRSIのまま下降してくこともあります。なので、RSIはレンジ相場のような反転が発生しやすい状況で利用するのが適しています。